2022年8月14日 (日)

インド行きました 2022.5 その5

お疲れ様です!

最終回です。


・・・・・・・・・・


冒頭ですが余談を先に入れます。

インドの入国条件について。

ビザはオンラインで申請しカードなどで料金を支払い

送られてくる書類をプリントアウト。

出発前のPCR検査陰性証明を

政府指定のサイトにアップロードし

返信で送られてくる書類をプリントアウトすればOKです。

2022年5月時点ではワクチン接種の有無は問われませんでしたが

現在(2022年8月)は必要になっているようです。

注射不可の私としては5月に行っておいて良かったのかも。

これから出かけようとしている皆さんは

「その1」も一応読んでみてください。


・・・・・・・・・・

5月18日(水)

運転手のシュルジートさんが、またとんぼ返りでヒマーチャルへ行くというので

その体力に驚きながら5日間本当にお世話になったお礼を言って

さよならしたんですが、

夜になって、やはり私の体調と翌日のスケジュールを気にしてくれて

ヒマーチャルへの出発を夜にし

朝から夕方までの運転をまたやってくれるという。

何という強靭さ!

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というのも、私、インドネシアの再入国のために

「出発国の国立病院の医師の診断書」が必要。

デリーの国立病院=AIIMS(エイイムズ)に行くことにしたんですが、

シュルジートさんは反対意見。

でも、必要なのだから行かなければならないと主張したので

付き合ってくれたわけです。

結果は彼の言う通りで、

AIIMSはローカーストの人たちが無料で医療を受けられるような施設らしく

アメリカのERみたいに物々しく、

入り口に直接緊急車両がどんどん入ってくるようなところ。

猛暑のせいで倒れたのか

その人たちは担架に乗せられたまま入り口前の屋外にずらりと並べられており

まるで野戦病院みたいなところでした。

「内科の受付」を訪ねても、

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「内科?はぁ、あっちで聞いてみて」みたいに

誰もがひっ迫している様子で、

はい、これはもう、無理ですね。

行ってみて納得でした。

いい勉強になりました。


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AIIMSに行く前に少し時間が取れて久しぶりハウスカーズ・ヴィレッジへ行ってみました。

入り口付近にあるOGAANというアパレルブランドの上階、Coast Cafeというところです。

何を食べたのか、メモしてなくて

今となっては説明しがたいのですが、

おわん型に湾曲したアッパムという白いパンとココナッツミルクベースのアジア風カレー。

それに3種のチャツネが付いてきて

ピンク色のはビーツの色だとか。

久しぶりのカプチーノ、でしたが、やはり薄い。

この冷房空間でスタンバイしておけてよかったです。




シュルジートさんのすすめで

ホテルの人にAIIMSでの件を話すと、

どんな書類か見本があれば頼めるかもしれないとのことなので

試しにお願いしてみました。

写メで公立病院の医師に書類を送り、1日待ってみました。

が、やはり断られたとのこと。

もう書類無しのままインドネシアに再入国するしかありません。

(バリ島での私立病院の診断書は持っています。)

ちなみに前の「その4」にちらっと書きましたが

PCR検査はホテルまで来てくれました。

普通に私服の人が検査キットだけ持ってきました。

2回ほどアポの時間が変更になり面倒でしたが、

結果はホテルに送られてきてプリントアウトしてくれました。

費用は1500ルピー。




翌日。

5月19日は外出前に近くのお寺に行ってみました。

グルドゥワラ・シュリ・バングラ・シャヒーブという広大なパレスで

シーク教の礼拝所だそうです。

敷地内はどこかクリーンで清々しいエネルギーに満たされているような気配。

さすがに宮殿まで入るのは作法などもありそうで憚られ、

回廊をぐるっと散策。

食事がふるまわれるらしく、入った場所は大きな厨房の脇でした。

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たくさんの人が歩いているから通り抜けの道なのかと思ったら

中に学校などもあるそうです。

この日も午前中から43度くらい。

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お寺の前にある売店。

布がどんなのか見たかったのですが、、

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この日から別のドライバーさん、マンジートさんに。

英語があまり通じないけど真面目なので

どこか涼しいところにいて終わったら連絡するから来てね、といっても

駐車した場所で車の外で待ってるので

私が生地選びに没頭してると待ってる間に溶けちゃうかもしれないから

生地は一回に全部まとめて買わずに

2日に分けて同じところへ行き、待機時間を減らす工夫をしましたよ。

ふぅ。

46度ですからね。

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私も帰り道にちょっと涼みにカーンマーケット。

ここはマンジートさんにお金渡して1時間ほどどこかへ行っていてもらう。

やっとカフェラテにありつき、ついでにおっきなスイーツも頼んじゃう。

(けどお持ち帰りにした~)



その翌日も同じパターンで

同じカフェでレバニーズ・プレートのランチ。

ファラフェルがスパイシーでした。

マイフェイバリット、タートル・カフェ。

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マンジートさん、最後の日の早朝出発にも

時間バッチリで来てくれて。

5分前に「前にいますよ」、とワッツアップメッセージ。

本当に真面目で良い方でした!

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カウンターでの手続きでえらい時間がかかりお金をたくさん払わされることは

夜な夜な夢に出てきて覚悟をしていましたが、

ホントその通りになりましたね。

荷物超過チャージが今は1キロ3200円もしますから。

だから事前申請で割引価格にしたかったのに、

オペレーションがごちゃごちゃで。

インドからの生地がインドネシアでは受け取れないという税関の掟があるために

いつもカーゴで一旦日本へ送り、日本からバリ島へ送るものと

こうして超過荷物で運ぶものと半々なんですが、

今回は帰りゼロ円チケットのせいか、帰りのチケット代を普通に払うのを越える

重量超過料金になりました。

それでもって、

デリー発シンガポール航空にやっと乗り込むと満席でした。

ふぅ。

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シンガポールではこれまたゼロ円チケットのせいで

16時間待ち。

注射してないので空港から外へは出られずに

物凄く高いエアポートホテル(しかも常時混んでいるので早めの予約必要)、にしました。

実際は空港内の床に寝ている人もたくさんいたので、それでもよかったのかも。

まずはホテルに入る前にエアポート屋台村でハイナンライス!

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シンガポール空港内ではほぼキャッシュレスになっていて

こうして自動支払機でクレジットカードなどをピッとかざすだけでOK。

両替をする手間が不要になったのはいいけれど

今やレートが悪すぎて、コーヒー1杯600円とかしてしまうのに泣きながら

あちこちでぴ、ぴ、とやってしまう。(笑)

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ホテルに入ると、何と12時間滞在というパッケージで2食付きでした。
(すっかり見落としていました)

翌朝はミール利用したけど、なかなかちゃんとした内容でした。

ターミナル1のエアロテル。

昔SARSの時も一度泊ったことがありますが

値段が上がった分、室内もサービスもグレードアップしていました。



バリ島、上等なお天気!

バリ行きフライトには前日デリーから一緒の便だったインド人の人たちがちらほら。

インドが私に付いてきてくれてるみたいで何だか楽しい。

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さぁ、

ココから先が「証明書なし」の私に通せんぼがありませんように。

しかもアプリに不具合があり書類のアップロードも出来ていない。

荷物をまた税関で呼び止められ全部出して見せるのも勘弁してほしい。

今回最大の難関がインドネシアの再入国なのであります。

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そしたら、何と

全部スルー出来ました。

最後は完璧!




最後の写真は、

作品展も駆け抜けた後

友人の子供たちの卒業式で

ヌサドゥアへ行き

ボートゥリーのスミちゃんと合流し

ビーチで寛いだときの。

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ここまで

駆け抜けた後、ガルンガン&クニンガン休暇だったのは

本当に有難かったです。

・・・・・・・・

最後に一つお知らせです。

8月28日(日)12:00~17:00

久しぶりに京都oko manisオープンデーです。

私の京都inに合わせて1日だけなんですが

作品展の時のように関西の皆さまのお直しご相談も承ります。

お時間がある方、お直しをお考えだった方は

是非いらしてください。

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2022年8月12日 (金)

インド行きました 2022.5 その4

バザールの日曜日の午後に

1件だけ仕事場を見せてもらえるところがありました。

クルの川沿いにあるインダストリアル・エリアから

車と徒歩で傾斜地を上がった場所。

お休みの日だけど職人さんが一人だけ来てくれてました。

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ここもショールが中心。

比較的真新しい機が並んでいます。

製品は街の方にあるショールームで見せてもらいましたが

ローカルシープよりも輸入のメリノウールを使うものが多いみたいです。

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写真はメリノですが、

ヤクやローカルシープの産地はアップルバレーという場所で

クルからマナリへ行く途中にあるそうです。


この工房の社長さんはデリーにいるそうで

見学しかできなかったのですが

後日この社長さんがデリーの出先に訪ねてきてくれて

見本をいろいろ見せてもらえました。

その様子ったら、日本のアパレル生地屋さんそっくりで

在庫数もすぐに分るし、見積もりもその場ですぐ!

(インドなのに・笑)

私はその商談時間をお昼に充て、チャーミエン食べながらで

失礼しました。

さらに驚いたことに

試しに選んでみた生地が翌日の午前中に届いたんですよ。(笑)

クルの街からの夜行バスにこうした荷物を運ぶサービスがあるらしく。

まぁ、届いた内容が注文と大幅に違っておりましたけれども、

インドなので。オチはあります。

社長さんがホテルに生地が届けに来た時間とPCR検査がこれまた重なって、航空会社との電話も重なって

多めに支払い釣りはいらんと手を振ったら

不思議そうな顔をされました。

本当に失礼ばかりしてしまいました。

・・・・・・・・・


ここからはまた話しと時間を巻き戻し、

5月16日(月)です。

早朝からの下痢と熱で起きれず、

11時ごろの出発にして

途中の道沿いで教えてもらったウール屋さんへアポなしで訪問しました。

なかなか大きな工房です。

ここでは糸から織りまでを一貫して行っていて

入り口にはショールとツイード(服地)を並べる店舗もありました。

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ジャワ島トゥバンの織工房でもそうでしたが、

リズミカルな音楽を掛けながら

リズミカルに織っています。

30代くらいの若い社長さんですが

職人さんたちが皆ニコニコしていていい感じ。

織っているのは全部ショール。

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チベタン風のお母さんも。

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ヤクの天然色です。

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下は寄りを掛ける前の糸。

写真がありませんが、緯糸はチャルカ(糸車)を使って作業されていました。

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こちらは経糸を巻き取っている作業場です。

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織りあがった布の整理をしているおじいさん。

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店舗からいくつかのツイードを選んで車に乗せたら

荷台も助手席もパンパンです。

やはり時間がかかっても車で動くのが私には合っていますね。

行き当たりばったりの買い付け派だから。



この後は運転のシュルジートさんの意見で

チャンディガールまで一気に戻ろうという事に。

デリーから4~5時間ほどの都市で空港もあるし。

しかし

途中の山道でまた長い渋滞。

桃源郷みたいな場所の渋滞に綿菓子売りに来る青年たち、

一体どこから来るのでしょう??

その先私はほとんど寝落ちていたのですが

チャンディガールに着いたのは夜10時近くだったかもしれない。

シュルジートさんが薬局で

この「電解水」の粉末を買ってくれて

これ飲んだら治るよ、って。

水に溶かしてね。

飲んでみたら、あ、ポカリでした。

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翌朝には熱が下がり、

体力も少し戻ってきて助かりました。


翌日はwifiも快調でデリーに入る前に

あれこれ予定を立てられました。

先ずは直接カーゴ会社へ。

車の中は出発時と同じ、スーツケース1個だけになって

またコンノートプレイス近くのホテルに。

夕方は元気を取り戻し

また徒歩で生地を買いに出かけたりして。

あぁ、デリー。暑いです!


・・・・・・・・・・・


次回最終回は・おまけ編

デリーとシンガポールの「まめたび」です。

お時間がありましたら

また引き続き眺めてみていただけたら嬉しいです!

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2022年8月10日 (水)

インド行きました 2022.5 その3

おはようございます!

書いていたら、久しぶりに消えました

気を取り直して

また書きます。もうね。予定を返上して

朝から書くよ、今日は。

(昼ごはんはテイクアウトにしよっと。)

・・・・・・・・・・

 

5月15日(日)

ヒマーチャルプラデーシュ州2日目、

デリーを出発してから3日目です。

日曜なのでウール屋さんたちも休みだし、

(1件だけアポ入れてもらえた以外は)

選んだホテルは街のど真ん中だし、

歩く気満々。

標高2000mほどというクルの朝はそれほど寒くなくて

なぜかしらと思ったら、インド全体が記録的な熱波の日だったそうで

この日はデリーが49.2度。クルも午前中から30度越え。

そうとは知らず歩き回ったあと

フラフラになって

今までほとんどNGとしてきたローカル屋台のものを食べたら

当たってしまって

翌明け方から丸一日、熱と下痢でした。

インドでは同行人の人たちがローカルフード食べて寝込むケースを何度か見てきて

私は誘惑に負けないようにとこれまで気を付けてきていたんだけど。

お陰で、翌日はダラムシャラーまで行けるかな?なんて薄っすら期待をしていたのも

全部取りやめになりました。

ダライラマさんが、出直してくるように、っておっしゃったんだわきっと。

・・・・・・・・・


インド人は朝遅く夜遅いんですが、

10時半過ぎに敷地から出てみると

バスロータリーの広場でバザールが始まっていました

日曜日だからかな?

下の写真はバスロータリーの前に並ぶ果物屋。

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日よけクロスと地面のマットもある。

これが無いと厳しいのが実感できます。

キョーレツな日差し!

乾物、日用品、雑貨品、化粧品、衣料品。

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色とりどりのカーペットは化繊かも。

中国製かも。

量がすごい。

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カットゥのショールもあります。

が、

上の2点は何とプリント。

バリ島でも浮き織のソンケットをプリントしたサロンが流行っています。

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下の写真は

夕方のもの。

もうこの頃はフラフラしていた。(笑)

午前中よりも倍くらい店が増えていて

もう一回見に行かなきゃで。

お馬かわゆし。

子供が小さかったら

買って担いで帰ったかもしれない。

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インドのソウルドリンク、さとうきびジュース。

北の国にもありました。

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これ探していたんですよ。

ローカルマーケットで売られている

ヒマーチャルウール。

全て製品化されていて

生地や糸がなくて残念でしたが

一般の人たちがこの風合いとクオリティを身に着けて暮らしていると分かって

嬉しかったです。

 

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バザールとは反対側のスペイン坂みたいな坂道に

お店が並んでいたので

行ってみる。

売られている雑貨品は観光客向けのものは乏しく

中国製っぽいリュックやらウエストポーチ、スニーカーなどなど。

クルはヒマーチャル水晶の有名な産地らしいのだけど

クリスタルには出会えませんでした。

もう数時間北にあるマナリーはバックパッカーのアジトみたいなので

そちらの方にいろいろあるのでしょうか。

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あっ、ヒマーチャルウール着ているおじさんを発見!

カットゥの伝統的な帽子もかぶっている♡

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遠目ですが、

右側を歩いている人はヒマーチャルのコスチュームを着ています。

モンゴルっぽいチュニック。

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山あいの住人たちはバスで町へ降りてくるのでしょうか、

バスがたくさん。

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野菜はこっち側エリアで売られていました。

茶色の大きな建物は市場なのかも、閉まっていましたが。

道端で売られているは

オクラ、ナス! 

上のはマンゴー、ココナッツ、パパイヤ、チェリー。

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こちらは橋の上の「場外」です。

苗を売っている!

レシピが知りたくなりますね。

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種を売る人も。

暑そうです~

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チベタン・モモのお店。

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「ファーストフード」店が意外と多い。

ちゃんとしたレストランは意外と見ない。

ヒマーチャル風ファーストフードは

トゥクパ、モモ、チャーミエン。

トゥクパは小麦粉の麺と野菜にヨーグルトやスパイスを使ったスープのスープヌードル。

モモはネパール料理にある肉まんまたは餃子みたいなあれですね。

チャーミエンは焼きそば。

ホント、今回は焼きそば三昧です。流行っているのかもしれません。

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・・・・・・・・・

インドの連休だし日曜日だし

郊外にはラフティングのポイントもあって、なかなか賑やかな一日。

冬季は積雪もあるしどんな感じなのでしょう、

ウールの産地ですからね。

この街クルは小さな町ですが、空港もあります。

フライトは天候に左右されやすいそうです。

・・・・・・・・・

キリが良いので一旦区切ります。

続きはまた!

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2022年8月 8日 (月)

インド行きました 2022.5 その2

続きますと言いながら、

2か月もあいてしまいましたが

再開です。

 

まずは日本の皆さまへ

暑中お見舞い申し上げます。

インドで49度の日が1度ありましたが

日本とは暑さの質が違いますから

のんきに外歩きしてました。

毎年暑さも寒さも天候の振れ具合もどんどんギャップが大きくなり

斎藤幸平さんのような革新的な主張がやっと出てきましたが

どうか間に合いますように。

いえ、あの、きっと間に合うんですが。

 

この夏休みは、世界中の人が待っていた夏休み。

行きたかった、我慢していたところにやっと行くんだ!

シャンパンの泡がはじけるようなピチピチしたエネルギーが

感じられるのは私だけでしょうか?

 

日本のこの夏の感染拡大、

私の中では

スペイン風邪の時のオーストラリアみたいな印象があります。

世界中がパンデミックで大わらわな頃には封じ込みができていたのが、

他国ではそろそろ集団免疫がついて再開する時期になって

感染が激増するという?

(スペイン風邪の頃のオーストラリアはいち早くロックダウン、鎖国をしたので当初は流行らなかったが世界で終息に向かう頃にパンデミックに陥ったそうです。)

しかしこれ、日本だけではない可能性も。

人々はコロナへの恐怖心、警戒心が薄くなり、「もうそろそろ終わりにしようよ」という空気感になり

熱が出ても検査してないだけ、って気がします。一先ずバリ島ではそんな感じです。

かくいう私も知らず知らずのうちに罹っていて

出国72時間前のPCR検査で陽性が出てしまったんです!

ピークシーズンゆえ日程変更の差額は高額ですが

これはもう仕方あるまい。

8月2日からの帰国予定を3週間延期することにしました。

 

8月をまるまる開けようと6月下旬から秋物試作に取り掛かってきたので

制作はもうスタッフだけで進行できるようになっていますし、

「延期」により予期せず時間の棚ぼたが訪れたので

さっそくブログの更新をば。

表題の「インド記」を続けます。

 

・・・・・・・・・・

 

2022年5月14日(土)

インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州の拠点、マンディの街から出発

車からの写真しかありませんが、川を挟んで両側に美しい景色が広がっています。

山の緑も青々と美しく、気温はデリーより10度も低い。

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この日は、

ずっと前から連絡を取り合っていたマンディ郊外のHimachal Textileというウール工房からスタートです。

ヒマーチャル州のウールは

素朴で安定しているので

毎度あの手この手で取り寄せていましたが

いつか見に行かなくては、と思いながらのコロナ中断でした。

娘さんのアンシュルさんが案内してくれました。

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まずはこの作業から。

山になっている原毛からゴミを取り除いています。

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傍らには、乗っても凹まないくらいパンパンに硬い袋が山積みされています。

1袋は100キロですって。

何匹分の毛だろう?

地域では、

インド政府の繊維省のサポートを得ながら

原毛になる家畜(羊、ヤク、アンゴラなど)を飼育する生産者、

繊維製品をつくる生産者がいて

大きく二手で分業しているそうです。

織り手は(家畜生産者と同じ人たちの場合もあるかもですが)

桃源郷の住民たち。

紡いだ糸を支給し

政府から支給された織機で

産地特有の手織りウールを作っています。

紡績には機械を使いますが、それでも大変な手間です。

大学で繊維学を学んだアンシュルさんは機械の調整もお手のもの。

お父さんの代から

機械は買うのではなく、自分たちで作ったのだという。

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原毛はまず種類別により分け、洗います。

そしてコーミングするとふわふわの太い紐のような状態になります。

脂ぎっていた自由奔放な原毛はこの過程で空気を含み

一気に素晴らしい素材に変身します。

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下は、

撚りを掛ける前のローカルシープの毛。

天然のままの色だそうです。

(※メリノウールも広く使われていますが、オーストラリアからの輸入です。)

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撚りを掛けるのはアンバーチャルカと呼ばれる機械。

作業はオートメーションではなく

全て人の手により管理されています。

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出来上がった糸は織り手へ分配される。

下の写真の女の子は織りの研修生です。

工房では、

足にハンディキャップがある住み込みの職人さんも抱えていらっしゃるそうですが

地域の山あいに契約している織り手は200人にのぼるそう。

織りあがったものをまた買い取り、

インド各地や海外で政府が奨励する販売会を通したりして

販売している。

政府が管理、支援していることから

多くの人々にとって買いやすい価格にもなっていて

ある程度の数量が売れるから

たくさんの職人を抱える事が出来る、というわけです。

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これはカットゥと呼ばれる模様織。

ヒマーチャル伝統のウール織物は主にショールで

両端にこのカラフルな織柄が入っています。

ナチュラルなローカルウールにカラフルな市販の毛糸を織り込みます。

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今回はアトリエマニスの服地用に、

ナチュラルカラーの圧縮ウールとヘリンボーンを買いました。

こうした服地は総じてツイードと呼ばれていて

ヒマーチャルの男性のジャケットに使われているようです。

手織とのことですが一部は機械織のようです。

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さてさて。

授業終了。

アンシュルさんが

ひよこ豆の炒ったのとプラムを出してくださったけど

時間が無くて。おみやげに包んでいただきました。

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幹線道路に面しているショールーム。

不便な地域ではありますが、興味がある方はこの写真を参考に

ネットで調べてみてください。

この方がアンシュルさんですよ!

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先を急ぐ私を察して

Himachal Textileから少し先まで彼女に同行してもらい

地域の事などをさらに教えてもらいました。

エアコン車だから助かったものの、ホコリがすごい!

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下の写真は、マンディ地域の中でも風光明媚といわれる

ビューポイントです。

よく見ると

山の上の方まで家々が点在しています。

住民たちは主に自給生活なのだそう。

冬の間は備蓄食料と薪だけで籠る。

水は川から山の上の方までポンプで引いている。

「これだけあれば安心、モノが多すぎると逆に不安ですよ」、って。

8月辺りの雨期には緑が生い茂るのでしょうけれど、

私の知っている人が暮らす場所とは

ハッキリ言って程遠い。

これでも数日前まで豪雨だったのです。

「モノが少ない方が、いつくらいまで暮らしていけるって具体的にわかるから安心するんですよ」

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どうでしょう、この景色を見て豊かだと思えなかった私の貧しさと言ったら。

この風景の中にたくさんの家庭があり、若者も、子供たちもいるんですね。

幸せって、すごく近いところにありますね誰にもきっと。

(はい、私はいつも最高に幸せですけれども。笑)

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アンシュルさん&ショールームのスタッフさんとランチ。

彼女たちはこの後、灼熱の幹線道路で

どのくらい待ったのだろう、路線バスで帰宅していきました。

(自家用車もあるのに倹約家なんだなぁ、と思いながら)

こんな場所でも道が渋滞していたのは丁度ウエサク祭休暇だったから?

この後、ホコリまみれのまま

渋滞にはまりながら

クルの街を目指します。

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道路は少し前と比べたらすんごく改善されているそう。

次に来る頃には山間の長距離トンネルも開通して

デリーからの所要時間が半分になるよ!って運転のシュルジートさん。

それにしても、、

ずっとこの乾燥した景色が変わらぬまま。

地球がどれほど乾燥し暑くなっている事か。

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これ、滝なんだって。

干からびて見えるけれど、

確かに周囲に緑があるからそうなのかも。

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わお、もう日没の時刻。

渋滞その他で2時間も遅くなりましたが

それでも待っててくれたおじさんと息子さん。

右のワンコは何とルビー!

(ウチのわがままゴールデンと同じ名前)

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ここはヒマーチャル州の観光地、クルという街の郊外にある

ウール産業の特別区。

作業場はさすがに時間的に見れませんでしたが

素敵な在庫を購入できました。

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一日が長い事といったら。

前日のホテルでwifiが使えなかったことから

この日の宿がまだ予約されていなかったのを思い出し、

下調べしていたホテルに

もう時間的に直接行きまして。

そしたら、、

すごく素敵なお宿でした。

エコノミークラスは分かりませんが、wifiが使えるのは

ワンランク上のみで

そしたら、、

villaでした。けど、予算内の価格、です。

コンクリだけど伝統建築でリビングスペースもあって

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バルコニーからの夜景が

何とも素敵でした。

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子供たちの声や車の音が

山間こだまして

幸福度高かったです!

いやはや、

実は

今回は

短期ながら旅程が未定という初めての体験。

 

ヒマーチャルのふところにダイブしています。

・・・・・・・・

続きます!!



過去最高に長かったかも。(笑)

読んでくださって本当にありがとうございました!

 

また続きも読んでいただけたら!

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2022年6月19日 (日)

インド行きました 2022.5 その1

今日はバリ島はクニンガン、送り盆の休日です。

滑走もひと段落して久しぶりのブログタイムです。

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・・・・・・・・・

5月の作品展から3週間経ちました。

今回もとっても充実した作品展になりました。

お買い上げくださった方々、お越しくださった方々、

フラスコの日野さん、運営部の皆さん、京都の皆さん

大変お世話になりました。

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今回もLINEビデオからのリモート参加でしたが

ネットの具合が良好で会場のご試着をかなり拝見できました。

東京時代にずっとお世話になっていた加藤希久代さんが

お直しご相談係で来てくださったり、

懐かしく楽しく、あっという間の3日間でした。

次回秋も予定していますので、

またよろしくお願いいたします。

マニス巡回展の方は、今週は大磯の布うさんで夏服展開催中です。

https://www.instagram.com/fuu.oiso/

・・・・・・・・

5月はコロナで引き籠っていた2年ののち

自分的にここまで出来るのかなと自信が持てないところもありましたが

予定通りに駆け抜けて

しっぺ返し的な体調不調も今のところなくて元気に次の予定に入っています。

4月下旬から準備を始め、

出発前日ギリギリまで作品展に送る服のチェックをして

不在中に作っておいてもらう服の指示を決めて。

2年ぶりのインドへ行ってきました。

今日から少しずつインドのレポートを書いていきますので

どうぞお付き合いください。

・・・・・・・・

今回のインドは、私が体質的な問題からコロナワクチンの接種が出来ていない事で

この時期に海外へ出れるのかが最初の難関でした。

私は19年前の出産を機に一切の薬を飲むのをやめたので

歯医者さんでの麻酔注射はじめさまざまな化学薬品にちょっと敏感体質になっています。

インドは不接種の人は2日以内のPCR陰性証明があれば入国できるとの事ですが

問題はインドネシアの再入国。

必要条件が政府の最新通達と利用航空会社とで異なりました。

結果からして、各国の入国条件がどんどんアップデートされているのに航空会社の方が間に合っていなくて

チェックインカウンターでの対応が「少し前のもうちょっと厳しい条件」の方に合わされいる為

私の場合は「5日間の隔離ホテルの予約バウチャー」とか「出発国の国立病院の診断書」とかが必要。

ところがこの診断書が現在医師の間でNGになっているようで、どこを聞いても断られる、というものでした。

ホテルも、今ではコロナ隔離なんてもう大昔。

フツーの観光客がPCR検査も無しでOK。

以前のように到着ビザで簡単に入国でき自由に行動できる現在のバリですから。

ですので、今月バリへ渡航予定の方は、航空会社の規定をよ~く確認してから飛んでください。

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現在、航空会社のオペレーターさんたちもかなり混乱しており、

円安と燃油高もあるのでコロナ前の簡単で安い旅行ではなく

噛み合わない情報の中からグッドチョイスを見つけるような

宝探しみたいな感覚でしょうか。

で、

私の場合は

往路が以前の2倍の価格で復路が無料という掘り出し物が現る。

そんなのアリ??かと2日間アタマいっぱい迷って、よっしゃ、チャレンジ。

航空会社の直接サイトですが「復路0円」というチョイスがあるなんて、マジですか?

今まで見たこともなかったけれど。

結果は後日書きますので乞うご期待。(笑)

・・・・・・・・・

話しは変わって。余談をひとつ。

下の写真は、私が戻った後の食卓テーブル。

毎日これ食べてたのか息子よ、冷凍庫のコロッケも全部なくなっておるよ、

ご飯を炊いた形跡は無し。

ゴハン代に置いていったお金は全部使ったという。

(笑)

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因みに、インドネシア人はミー(麺)をすごく食べる。

小麦粉はウクライナかららしく、この先供給不足になる不安から

国産小麦のプランテーション計画も出ているとの事。

私はコメ派なのであまりピンとこないけれど

じわじわと食糧の不自由さが来るのかもしれない。

2か月ほど前はパーム油が全国的に品薄になりパニックが起きました。

一時は3倍近い価格になり、そののち政府が輸出規制をしたので現在は店頭にもまた出回っています。

コロナとバイバイすると同時に、また別のサバイバル感が増してきました。

以上、余談でした。

・・・・・・・・・・・


……あれあれ、もう一つ余談。

こちらはUBUDのカフェ「KAFE」のインディアンプレートです。

先週ガルンガン休暇に入った初日に真っ先に行ってしまった。

本場インドでは外国人はほとんどまだ入ってきていなくて

インド人ばんざーい、って感じでしたが

移動が多かったせいかゆっくりインド料理を楽しむ時間が無くて

埋め合わせしました。

このヒトサラがコロナの間に何度助けてくれたことか。

インドから戻ってまたここにお世話になるとはこれ如何に。

(前置き長すぎで、すみません。)

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・・・・・・・・・・・・

5月11日。

やっほー、2年ぶりのデリーに到着です。

搭乗者はそこそこいたけれど

外国人ほぼ皆無。

イミグレの列がすっからかんでラクラクの入国です。

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・・・・・・・・・・・

 

5月12日。

今回滞在のデリーのホテルは

コンノートプレイスという中心地から徒歩圏内にある静かな高級住宅地。

こんな場所があるなんて不思議です。

インドの5月は酷暑期。

今回は記録更新で49度まで上がりました。

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デリーを徒歩って、素晴らしい。

SIMの購入が意外と押してお昼ゴハンは午後3時。

通りがかりとしては高級すぎるけどユナイテッドコーヒーハウス。

そうだった、そうだった。

こうしたレストランは何を注文しても2人前のボリューム。

焼きそばを頼んで半分をお持ち帰りして夜食に。

コレが気に入って今回は焼きそば率が高くなりました。

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・・・・・・・・・・


5月13日。

ホテルの朝食はシンプル。

早朝出発のため早めに用意してもらう。

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今回の旅は、まだ訪れたことがなかったインド北部、

ヒマーチャル・プラデーシュ州。

国内線も無くはないけど、NOワクチンだと航空会社によって面倒かもしれないと思い

デリーからの陸路で。

ドライバーさんと二人で5日間の旅になりました。

これでも最短、片道16時間だから行きに2日、帰りに2日なんです。

デリーから6時間くらいは整った高速道路、その傍らにたくさん現るは「ダバ」。

ハリヤナ州、パンジャブ州の言葉でレストランの意味らしいのだけど、

場所によっては広い駐車場に満杯の車。

5月の酷暑期に北部へ向かう国内観光客のラッシュでした。

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8時出発、12時半。

お昼ご飯はその人気店の一つに。

インド人しかいない。

しかも、エーゴ通じない。

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メニュー盛りだくさんながら文字だけで良く分からないので、

ミールス(いろいろ盛り合わせプレート)にすると

キタコレ。

この辺りはまだwifiが快調で、京都の清水さんと作品展準備の連絡を取り合いながら

片手でチャパティをちぎる。

チャパティのほかにライスも付いていて

明日まで食べ続けられそうな気がするも

チャパティのお代わりを聞きに来る給仕に

ことさら大きくNOと言う。(通じてヨカッタ。)

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更に3時間ほど行き、もう一回休憩。

パンジャーブ州。

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エアコンの店内には入らず、外の席でコーヒーを頼んだところ

なかなか、なかなか

出てこない。

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時代がかったカウンターにコロナ的なバリアガラス。

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やっと出てきたコーヒーの薄さに泣く。

ネスカフェであることは間違いないが、たぶんカビている。

それを微妙にカバーする砂糖入り。

もうこの先はコーヒーは諦めようと思う。

(実際はメニューにあれば諦めずに何度も頼んでは何度も泣く羽目に。)

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ここを出たのが15時半、その後のグーグルマップで

この日の宿泊予定地まであと4時間。

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ヒマーチャル州マンディには19時頃着いた。

けど、ホテルの場所が街から少し離れていて

結局20時近く。

途中からのゴツゴツした山道と、何度も上ったり下りたりする勾配とヘアピンカーブに

転がらないようにぎしっと掴まっていたせいで腕が痺れてしまう。

ホテルの部屋の静かさはバリの田舎並み、ココ本当にインド??

(通常は泊り客のドアの開閉やしゃべり声、テレビの音などに包まれます。)

おまけに前日までの豪雨でwifiダウン。

久しぶりの静寂と、

デリーの灼熱を忘るる涼しさなのに、頼んだビールが凍っていたよ。

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続きます。

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2022年5月26日 (木)

作品展vol.74 始まります!

日付が変わってもう本日、神楽坂フラスコさんでは

74回目の設営が始まります。

何と、年齢も年月も回数を重ね、74回目の作品展となります。

作る方はどんなに丁寧に携わっても1週間~1か月ですが、着てくださる皆さまと服は

それこそ10年越しの長いお付き合いとなる場合が多く

本当に有難い事です。

そして、京都事務所をサポートしてくださっている岡田さん、清水さん、今年からお手伝いに加わってくださっている溝口さんと

東京作品展を運営してくださる育子さん、麻子さん、ようこさんのお陰でもあります。

また今回は東京西麻布をアジトにしていたマニス前半期にお世話になっていた加藤希久代さんが

お直しご相談役と会場運営に参加してくださることに。

弱小ブランドながら本当につながってつながって、今年も元気に作品展が開催出来ます。

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今回も私はスマホの窓からの参加となりますが、

皆さまにお目にかかれることを楽しみにしています!

時代の移り変わりの中で、今回はあえて装飾を少なめに

ミニマルに日常を楽しむ服を作りました。

ご覧いただければ幸いです!!

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プチマルシェでは、

コーヒーもその他プロダクトも

各方面の方々のご協力のもと

あの手この手で無事に日本に届いています。

写真は、今回のコーヒーのUbud内ニュクニンのOld Freindさんの店内。

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自家菜園のコーヒーを焙煎していらっしゃる。

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この他、先日ご紹介したミラクルサルヴ、

頭痛やストレスに即効性がある私の必需品ロールオン、

イランイランの香りが芳しい天然成分のハンドクリーム、

大人気のMASAKOさんのホワイトジンジャー精油配合の石鹸を

お送りしています!

ちなみにイランイランについては過去ブログにも書いています。

インドネシアの宝物のひとつ。

http://ateliermanis.air-nifty.com/blog/2021/12/post-8579e2.html

商品は限られますが、バリ島からの厳選のあれこれを

会場で是非お楽しみください。

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さて、アレはどうなった? のコーナーです。

はい、それインド。

無事行って帰ってきました。

猛暑でした。

Delhiは夜半でも36度、日中は46~49度という記録的な暑さ。

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5月11日に何とかバリから出発し、途中コロナ関連の帰国用必要書類がなかなか揃わずに

連絡を取りながらのヒマーチャル州。

現地豪雨のためネットがダウン。

のち、記録的な猛暑。

ちょうどウエサク祭の連休で国内観光客が避暑に詰めかける時期と重なり

ほこりが舞うゴツゴツの岩がむき出しのサバイバルな山越え幹線道路は「渋滞」、でしたが

見たかったところをしっかり見て来れたので大満足です。

そしてインドにおいては初めてお腹壊し、スケジュールを変更して

後半はゆっくり目に動いて元気にバリへ戻りました。

ご存知の通り世界的にコロナ明けの時期だったので混乱続きでしたが、

インドもまだ復帰して1~2か月だったようで、

貴重な時期の旅となりました。

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ヒマーチャル州のご報告、やはりスマホからは入れそびれましたので

後日改めて。

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先ほど、最後に作った服たちを

ショッピングサイトにアップロードしました。

https://ateliermanis.base.shop/

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暑い季節はあまり重ね着ができないけど

いろいろな布を組み合わせた1着があると

楽しさが加わると思いますよ!

昔のジャムダニサリーのはぎれを使った

薄手リネンの長袖も涼し気に出来上がっています。

 

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それでは、皆さま

作品展でお目にかかりましょう!

わくわく。

 

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2022年5月 4日 (水)

作品展とまめたびのお知らせ 2022.5

5月になりました。

連休明けになりますが作品展のご案内状を発送する予定です。

今回は、

スッキリした初夏の色、白黒のベーシック服と

パッチワークやコンビネーションによる1点もの系。

服たちを来週バリから発送します。

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Vol74

 

下の写真はDMの左寄りにあるジャケットの裁断図です。

最近はスタッフの皆もスマホを使っているので写メでラクラクですが

このくらいぎっちりはめ込みが出来るのも

あらかじめパターンからタテヨコ用尺を割り出して

パッチワークの枚数を決められるから。

なかなか根気がいる仕事ではありますが、

AIさんにはたぶんできない領域の仕事をもっとしていきたいと思っています。

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ジャケットに合わせたボトムもなかなかいい感じに上がっています!

 

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何か月かすっ飛んでしまいましたが

今日はつれづれ日記を少し。

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村の路地にも

バリ島には海外からの観光客が少しずつ増えてきて、

道も混むようになってきました。

あのゴーストタウンだったUBUDにスーツケース転がしてる人がいたりして

懐かしくて懐かしくて。

先日、

ルビーが来て以来とんとご無沙汰していたウォーキングにしばらくぶりに出たら

(散歩ではなく!)

路地の奥の方にもウエスタンの人たちが歩いていたりして。

まずはオーストラリア人が激増しているらしいです。

※写真はペジェン村の路地裏におまつりされている遺跡からの出土品。

私たちの場所は1000年以上前に比較的大きな宗教的中心地があったと思われ

掘るといろいろ出てきます。

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麺屋にも

朝からのミーティングの帰り道、銀行ATMに寄ったら

隣の麺屋が流行っているっぽい。

コロナ時に何度かテイクアウトしたけれど、しばし忘れていた。

福寿という店で

元々White Boxという一時期ブレイクしていた

ローカルマンダリンの人たちのパティスリー店舗跡。

少し早いけど食べていこうかな、と入ると満席に近い。

席数が少ないからでもあるけど。

お客はローカルばかりと思いきや皆エーゴで話している。

ということは、たぶんフロム・シンガポール。

UBUDという断面だけを見ても世界は確実に動いている。かも。

マイランチはクイティウとジャスミンティーで4万ルピアでした。

野菜が入ってなかったから自己評価度60点くらい。

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ヤシの木の


向こうの方に小さく一本だけ抜きんでているヤシの木、見えるでしょうか?

中央の電気の左上あたりにモサモサっと突き出ているヤツです。

ウチの敷地内のヤシなのですが、

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地主さんがある日急にやってきて(地主さんは5年に1回くらいしかやって来ない人!)

何かと思ったら、切りたい、と。

ウチの隣近所にまた1件土地を借りて家を建てる方がいて、

電線の位置が変わるため、このままだと公共問題になるからとのこと。

その次の日曜日にヤシの木を切る人たちがやってきた。

てっぺんからまず少しずつハンマーで切り込みを入れながら何回かに分けて切り落とし

サクサクと作業は進んでいたが、

炎天下の酷暑で職人がバテてしまいまだ早い夕方に帰ってしまった。

でもその翌日はチェーンソーでバッサリ。OMG

さよならノッポ。

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ジンクスだけど、敷地の木が倒れるときって具合が悪くなるんです。

今回は私ではなくスタッフのDedutが、伐採の前夜にバレーボールしてて

全治一週間の捻挫。

……ジンクスです。(笑)

 

・・・・・・・・・・・

ここから先は

作品展&

の話題です。

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まめたび、久しぶりの

アーユルベーダのお料理を教えたりケータリングしているナオコさんが

ニュクニンにアーユルベーダのクリニックがあってそこでランチできるよ、

というので

ご一緒してきました。

わぁ、久しぶりのミールス! 泣ける!

家庭料理風で、全く辛くなく直球どストライクで好きなタイプです。

ダルのスープとナスのサブジ、はやとうりのマスタードシード和え、

コリアンダーチャツネ、イエローライス、サンバル。

手前のはプロバイオティック・ココナッツウォーター(発酵させたもの)。

※ちなみに私たちはナオコさんのローケーキに最近ハマっています。

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ところで。

じつは私は、今回も作品展には失礼をしてしまします。

(おいおい、これほど観光客が入ってきているというのに!!)

皆さまには2年以上も失礼をしており、たいへん申し訳ありません。

この素敵ランチの数日後、引きつけの法則のように

インドへ行ける条件がほぼ揃う按配となりました。

まだもう少しクリアーすべしところはありますが、

服たち送り出しの後、作品展前までの2週間弱の予定です。

それで只今連日

現地とのやり取りとグーグルマップでの所要時間の計算、

ルートづくり、国内線の時刻調べ、ホテル選びなどなどで

一日の半分以上頭の中はもうインドになっています。

なぜ作品展を差し置いて今インドなのかと言いますと

この冬は、ヒマーチャルプラデーシュ州の手織りウールをたっぷり使いたいから。

ヒマラヤのふもとの山岳地域なので時期的にも今がチャンスなのです。

そんなわけで、今回も東京の運営部の

育子さん、麻子さんに今回もお世話になります。多謝。

そして今回はきくよさんも来てくれるんですよ! 嬉しいですね!

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アデさんのミラクルバーム

先日、FBにしかと書いたので転載します。

少し長文ですが、ちょっといいお話し。

良かったら全文読んでみてください。






この方、アデさん。
以前から気になっていた方。

全部食べれる材料から
スキンケア商品を手作りされていると言う
噂のバリのご婦人です。(ジャワ系の方です。)

そのBotanica Essential主宰のアデさんが
WSされるとの事で参加して来ました(at mana eathly paradise)。

昔インドネシアを横断する長旅をした時に、
田舎の村々でおばさん達が黄色い顔パックをしていたのをたくさん見かけた。
今から25年以上前のこと。
米粉にほんの少量のターメリックを入れて水でペーストするだけ。
それが紫外線が強い土地の女性の皮膚を整えていた。
今ではバリ人のイブイブも忘れ去っているような生活の智慧が
アデさんの基本になっている。

スキンケアに役立つレシピは実はそんなに興味がなかったのに、
週末の予定を返上してWSに駆け込んでつくづく良かったのは、
アデさんがシャーマンのような自然とのつながりを最後に語った事だった。

「植物たちは互いに一つの社会を形成するように語り合い支え合っている。
昔の生活では糞尿を撒いて木々や畑の栄養にしていたのは単なる効率だけではなく、
糞尿から植物達は人々の足りない栄養素が分かり、それを補おうと育つからだった。」

私たちは今、毎日心配事が多すぎて誰もが孤立している。
本当はちょっと思い出すだけで温かいものに常に包まれている事に気づく。

森の生態系の場合、木々の根っこを包んでいる菌糸が情報の媒介役になっている事がわかっている。

「樹木同士は、根と菌類を通して互いに情報や栄養のやり取りをするわけだが、
とくに重要なのは、病気になったり虫や動物に食われたりして弱った個体を、
周囲の木が助けていることだ。森全体が相互扶助のコミュニティになっている。
どんなに堂々とした巨木でも、森の“仲間”たちのサポートがなければ生きていけない。」
ネットから拾わせていただいた言葉ですが、ピタリとしたハーモニーを感じたので引用します。

相互依存。
依存した方がいいよね。お互いに。
皆んなもっと素になってラクな姿勢で依存しようよ、その方が多分うまくいく。

アデさん、
きっとこの先の世界に羽ばたく人です。
テリマカシー。

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ついでにこの日のmana kitchenでいただいたランチも載せちゃおう。

前にも載せましたね。

野菜のくずを捨てずに使うというゼロ・ウェストなミネストローネが素晴らしい。

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で、下の写真がそのアデさんが手作りしている話題のバームです。

今回の作品展会場内「プチマルシェfromBali」にて販売します。

使い心地がほかのスキンケアと全然違って

森に包まれるような使用感でうるわしい、というのは

私個人の印象に過ぎないのかもしれないけれど

それよりもこのバームの効用がUBUD界隈で話題になっています。

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シトロネラやレモングラスの香りが濃厚で嗅ぐだけでもリフレッシュ効果があると思いますが

虫刺され、皮膚の炎症全般に効き目大と評判です。

ボカシオイル愛用者には併用してみていただきたいタイプ。

服を複数点(一定金額以上となります)お買い上げの方にはミニサイズのをプレゼントできそうです。


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コーヒーはバリからの

作品展会場内で販売しつつ混雑時以外には試飲いただけるかもしれない

いつもの「今回のコーヒー」シリーズ。

の、今回は、(しつこい!笑)

Old Friend Coffeeです。

私、こちらのコーヒー屋さんにぞっこんです。

昨今コーヒーブームがはなはだしいインドネシアローカル事情とは全く別口の

独自路線の落ち着きが各国からのコーヒー好きリピーターに人気。

サードウェーブとラテアートの流行り系がほとんどの中

地元産の豆をセンスの良い焙煎で頂ける時代がついに、です。

詳細は私がインドから戻ってから余裕があればまた。

写真は先月自分用で買った時のものです。

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ちょっとピンが甘いかな。

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次回のまめ日記は再びバリから作品展前のお知らせを

入れられたらと思いますが、

アプリの調子が良ければインドから写真だけの投稿をしてみます。

まずはホントに行けるのか、、

(※そしてブログアプリいつもはうまくいかない…。)

今回も長文になりまして申し訳ありません。

マニス店主たかはしのダラダラトークにお付き合いいただき、

ありがとうございました。

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2022年4月10日 (日)

3月のバリマニス 2022.3

今年の桜は、ひときわ心に余韻が残りました。

新しい土台に乗って始まった感じがいたしますね。

ひと月以上また空いてしまいましたが

皆さまいかがお過ごしですか?

怠け者フロムバリマニスブログのお時間がまたやってきました~

 

・・・・・・・・・・・

 

3月後半より少しずつまた生き返りつつあるバリ島です。

到着ビザが復活した3月、日本からのガルーダインドネシア航空のバリ島直行便も気まぐれながら運航開始。

シンガポール、オーストラリアなどの航空会社も直行便再開で

各国からの人々が入ってきているようです。

荒れ果てていたUBUDの街も再開するお店が少しずつ増えてきて、

道路も少しずつ渋滞し始めて大型バスも見かけるようになりました。

2001年の爆弾テロ事件の時、2017年のアグン山噴火。何度か観光客が途絶える事があったけど

今回は2年間に及びました。

オミクロン株では一旦陽性者数が上昇しました。在住日本人でもかかっちゃった人結構いました。

けど、ローカルの人はもう熱が出ても検査しないし病院にも行かないような人も結構いたらしく

実際今本当に収束しているかは不明なんですが、突如政府により観光オープンが決まりました。

最初の復活日本直行便には確か7人しか乗客がいなかったそうですが、

そのフライトが急遽就航した時にはまだビザほか入国条件が厳しかったのです。

オミクロン株とのせめぎ合いはどの国にもあると思われますが、

インドネシア内もまだ3重マスクを3時間ごとに付け替えなさい、とか言っているみたいなんです。

ノーモアマスクな人もいらっしゃる。

何となくバリだけじゃなく世界的にコロナはもう終わりに向ってる感?

不思議ですねぇ。

まぁ、そんなわけでとにかく気分的には大分上向きになっているバリ島だと思います。

 

・・・・・・・・・・

 

私は相変わらずワンコのルビーと朝散歩したり、

夕方にお寺へ行く(ルビーと)という日々ですが

3月には犬人口が変化するという事件が起こりました。

まずは昨年末に大騒ぎしながら手術をしたクマが、2月の満月の夕方門から走り出たまま帰ってこない。

続いてメロン(唯一の男子)が急な病気で旅立ってしまいました。

かつて犬屋敷と言われた我が家のワンコは何と3人に。

するとどうでしょう、敷地内が無駄に広いのがまた際立ってくるかのよう。

それとはほぼ別の理由で別のタイプの人口が一人増えました。

こちらです、ニューフェース。

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私としたことが、うっかり拾ってきてしまいました。

ある日、ルビーと朝んぽの時にたまたま門をすり抜けてついてきたメロン(その時はまだ全然元気だった)と

いつもの道を歩いていたら草むらに2匹のコレがうずくまっていました。

メロンは老犬で耳が聞こえない。

牽制したんですが間に合わず条件反射的に1匹をハンティングしてしまいました。

私はルビーをなだめるので精いっぱい、力が及ばず。

こりゃお手上げ。

散歩はキャンセル。

踵を返し戻ろうとしたところに丁度スタッフのDedutがお米と水を買いに車で通りかかる。

咄嗟思い付きでルビーを車に押し込み、私はネコの様子をまた確認しに戻る。

噛まれてしまった方の子はもうぐったりとしていて、ホントゴメン手当のしようがないと判断、

もう一匹の子が他の同じような散歩犬被害やバイクの下敷きにならないようひとまず保護。

手のひらサイズ、ネズミのような軽さのニャンコです。。

噛まれちゃった方の子はグレーの縞々でした。

来ちゃった方の子は白にグレー縞の島が浮かんでる。縞島にゃん。

こんなちっちゃいのはひとの手で育てるのはきっと難しい、けど何とかしてみたい。

にゃん的世界に詳しい友人に手ほどきを受け

始まったにゃん育児。

もう忙しいのなんの。

悲鳴上げていたらにゃん世界に詳しい友人もボランティアで通ってくれたりして何とかペースがつかめてくる。

一時は寝不足で体調がまずい感じになりながらも(←ってこれは私)、ニャンはうまいとこ軌道に乗ってきた。

にゃん頻発ですみません、、にゃん。

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1週間後、目が開いた!

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数日で目がもっと大きくなる。色はブルー。

息子が産まれたときにのぞき込んだ深い領域を思い出す。

開いているけど見えていない目。

この「生まれたて」を目の前にする経験がまたやってくるなんて。

(うちで出産するワンコたちは赤ちゃんがある程度大きくなるまで人を寄せ付けないのです。)

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目が見え始めて自分で移動できるようになると早速スリッパを寝床に。

日増しに目がおっきくなっている。

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初ニャンを学ぶ日々。

それ以上かもしれないのは、ルビー。毎日ニャンが気になって仕方ない。

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どうぶつたちの話しが長くなりました。

ついでと言ってはナンですが、ルビー前日1歳になりました。

今までやったことがなかったけどワンバースデー。

ホットドッグパンにイチゴとローソク1本乗せてみました。

いやもう、人口が増えたり減ったりでおかーさんグルグルしてます。

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ここから先はマニスの話題をひとつ。

写真もひとつしかありませんけど。

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アトリエマニスの仕事が生まれて

もうかれこれ20年くらいになるんですが

今でも当初と変えていないことがいくつかあります。

その一つは「手書きのタグ」。これはまたいつかご紹介するとして

もう一つは「1点ずつの検品」です。

何度もスタッフに移行しようと試みながらいまだに自分でやっている仕事の大事な部分です。

裁断や試作を自分でやっていた時代を経て

今ではほとんどの製作をスタッフの人達にゆだねているけれど

出来上がった服のチェックは全部私がやっています。

制作スタッフは少数精鋭で現在4名。

指示書にほとんど間違う事もなく仕上げてくれます。

私が最後に確認しているのはいわゆる「出来栄え」です。

アイロンをかけないと美しくないような仕上げではなく

洗っただけの状態でそのまま着れるもの、長く着ても遜色がない仕事。そのために

縫いのコンディションを確認します。

アパレルの工場生産のものにはあまりない感覚かも知れませんが

食べ物でいうと工場でつくるような均一的な食品と手作りのものの差?のような。

手作り的行程だとムラが出る。そのデコボコさ加減が魅力ではあるけど

しっかり安心できる品質で送り出せるように。

これは私の仕事として今もここにあります。

 

経年変化で段々、糸くずや織ムラに気が付かないままの事もありますし

縫製的な問題を見落としていることも増えてきています。

1点ずつ仕立てる服のウィークポイントでもありますが、

お買い上げの際、また長く着ていただく中でお気づきのことがありましたら

いつでもご遠慮なくお知らせください。

服は第二の皮膚という感覚を大切に、極力対応させていただいています。

 

なんか立派な事書いてますが

戦争とかいろいろ気持ちを引っ張る世界観になってきていますが

気持ちって変えられるかも、縫製は変えられないけど、から

しっかり確認してから送る。

20年前、これが要になるとは思っていなかったのは確かです。(笑)

にゃんがここにやってくるとも思わなかった、なかなか

思い通りではないのが世の常でしょうか。

ではまた

近いうちに!

 

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2022年3月 3日 (木)

3月3日、ニュピです。

3月3日、ひな祭りの今日

バリ島はニュピ。

世界的にも変わった新年の迎え方なのでご存知の方も多いと思います。

今こちら夜8時半、外から見える場所の照明は全部消して

キッチンにPC持ち込んで書いています。

ニュピの5大NGは、

外出(仕事)、火、電気、音、食事。

食事についてはもう暗黙の了解になっていますが

その他4つは表向きに今も固く守られています。

その為、たいへん静かな一日になります。

通年ネットもダウンされますが、今年はつながっているので

おこもりの晩に、3月に入ってからの3日間のことをまずブログを入れようと思います。

本ブログがリアルタイムだなんて、

すっごく久しぶりです~

・・・・・・・・・・

3月1日。

2年前からのコロナ時代のニュピ前の教訓は、

外食です。

ニュピの前日から2日後まで4日間ほど市場が休みになるので

食糧をしっかり買い込むことも大事なのですが

外でごはんを食べる事はおこもり前のリフレッシュに結構大事なポイント。

ニュピ明けもしばらく食材が入ってない事からメニューが限られることもあります。

今回は、モンキーフォレスト通りの入り口にあるイタリアンへ行ってみました。

ロシア人のカップルが隣の席だったので

戦争の話しやルーブル建て送金の停止など

どんなふうに受け止めていらっしゃるのか聞いてみたい気もしましたが。

(日本の津波の時は、時々日本は大丈夫?と声をかけてくれる人がいました。)

コロナが始まったばかりの時は居残り的なロシアの人たちが経済的に困窮し

炊き出しグループが現れたという噂がありました。

その後、富裕層っぽいロシア人在住者が急に増えてきているとしばしば耳にするように。

戦争をきっかけに方々でロシアという国について振り返り解説されていますが

天然ガスや石油からの一握りの人たちがここバリに来ているような気もします。

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さて、今回はラザニア・ボロネーズにしました。

イタリアには1990年ごろ行ったきりだから30年以上前のことですが

あの時はイタリアではパスタってそれほど食べないんだと知り

新鮮なようでがっかりしたのを思い出しました。

(と言いつつ今では粉ものあまり食べなくなりました。)

ここ、ロステリアというレストラン。

隣にジェラート屋「シークレット」があり持ち込んで食べれるのが良かった!

よしっ、これで準備は整いました!

・・・・・・・・・

3月2日。

ニュピ前日の新月とムラスティが重なりすでに休暇に入っています。

ご神体とともに海へ行きお清めする儀式ムラスティは比較的大きい行事で

私が通うベジのお寺も行列が入るとのことで

前日から時間をずらしてお寺へ。

蒸し暑い日だったので、昼間は少し仕事して夕方ならもう誰もいないかなと

ルビーとメロンとおまめの3ワンと階段を下りていくと急に蒸し暑くなり

間もなく雨。

仕方なく少し待ってからお供えをしていたら

急に空が光りました!

その数秒後、爆弾が落ちたみたいな直下型の雷鳴。

この世の中で最も苦手なモノ=雷鳴、の2ワンです。(ルビーだけ平気。)

あれは、何だったのだろう。

たった1回だけで、あとは遠くからかすかに聞こえるだけでした。

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お寺の中に入れるとお供え物を荒らすことがあるので、門の外に3ワンを待たせている。

みんなで水を滴らせお家へ帰りました。

夜は恒例のオゴオゴが2年ぶり?にあるとの事でしたが、この日までにやっておきたいことが多くて出かけず。

久しぶりのオゴオゴで涙が出たという人も。

良かった、少しずつみんなが元気になっていく。

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3月3日。

朝の静かなことといったら!

ニュピ始まりました。

久しぶりにベランダでヨガ。

その後、すべて前日までに作り置きしてあるお惣菜を取り出しゆっくり朝食。

家事と仕事もNGなので、同じ場所に居ながらにしてリゾート気分です。

忙しい時期だとじれったくなりますが、

今回はまだバリ島の社会活動制限が継続中で

スタッフの出勤率も50%にしているため、

京都事務所だけでなくスタジオの半分も遠隔です。

1日くらい何もしなくても大丈夫~。

さっそく、一昨日に届いた福岡伸一さんの「生命海流」を開く。

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すると、本文冒頭に「2020年3月3日の早朝、」とある。

福岡さんはコロナ直前に奇跡的なタイミングで長年の夢だったガラパゴスを訪れ、

その帰路ニューヨークでパンデミックがはじまり足止めを食らっていた時期に本書の執筆をすすめられたという。

その奇跡的タイミングがこちらにまでやってきたような気がしておもしろい。

サイエンスオタクの私は、このスマートで読みやすくセンスの良い文筆家でもある生物学者・福岡ハカセを

いつもフォローしていますが、

コロナについての洞察も極めて冷静です。

専門分野だけのハカセではなく、多分野に興味を持つ人だから専門分野がより洗練されるのではないかと思います。

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けど、、

私だったらタイトルに「福岡ハカセのガラパゴス航海記」と素直につけたくなるなぁ。

さてニュピの作り置きゴハン編です。

前日までに、10品くらいタッパーでスタックして

白米はおにぎりにしておきました。

準備は大変だけど、新年ニュピの日にゆっくり食べるこれは、まさにおせち感覚です。

静寂の日だから気分的に盛らずに質素だけど。

こちらは昼食です。

上が私ので下が息子の。

食べるものがかなり異なるのでこんな感じです。

私のは、麻婆豆腐&スライストマト、ナスとバターナッツのフリッター・ツナマヨ乗せ、

蒸し鶏とネギの和え物、バヤムとマッシュルームのソテー、しそわかめごはん。

息子のは、ニンニク塩こうじチキンカツ、ポテトフライ&スライストマト、コマツナのツナマヨ乗せ、ごはん。

火を使わないで電気圧力釜とトースターで温めて。ウチはレンジがないので。

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午後またにわか雨。

晴れてきてから運動不足にならないようにルビーだけ連れ出してベジのお寺へ、でも

お供えは今日はパスです。そしたら、安心していつまでも池で泳いでますのね~。

村の人も裏道通ってマンディしに来ていてしばし雑談。

帰ってから少し昼寝して、夕日を見ながら4ワンにごはんして、

漆黒の夜に向けて照明消して部屋移動。

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実は最近一人失踪してしまい、黒4が黒3になりました。

もともと脱走癖があるクマちゃんでした。

ニューイヤーイブに無事手術を終えてとても元気になって良かった、と思っていた折で

さびしく残念だけれど、丈夫な子なのでどこかで元気にしていると思います。

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夜ご飯の部。

これは私の。納豆、十六ささげとジャコの炒め、だし巻き卵、麻婆豆腐、海苔。

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毎月3日はルビーの大きさチェックの日。

あと1か月で1歳になります。

もう重すぎて20キロくらいあるんじゃないかって。

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今こちら22時半過ぎですが、満天の星空です。

年に一度、星が降る晩です。

私たちは穏やかにこの静寂の夜を過ごしていますが、

世界の中には不安で夜な夜な眠れない人たちもいます。

今年は不穏な情報が払しょくされて、

新しい秩序が生まれますように。

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2月のバリ日記はまた改めて。

日本の春が恋しくなります。

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2022年2月 9日 (水)

2022年1月のバリ

皆さま、ご無沙汰しております。

蔓延防止措置で冬の最後が自宅時間の方が多数と聞きました。

ワクチン接種が進んだとはいえオミクロン株の感染は深刻ですね。

第6波、ただの風邪という説もありますが、

せっかく2年間世界中がさまざまな我慢や苦労を重ねてきての今ですから

皆さまどうか安全にお過ごしください。

バリ島でも1月末から急激に広まり、トラ新年の祝日直後突如学校がオンライン授業に再シフト。

ところが、同じタイミングで

2年ぶりにガルーダインドネシアが羽田からバリ島への直行便を飛ばし

到着したニュースで沸いています。

日本からのバリ便は、これまで何度も就航が決まりながら延期を繰り返していたので

ビックリしながらも

これが世界の舵取りなのかと受け止めます。

(ちなみにこのフライトには6名しか乗ってこなくて、現在まだ隔離中とのことです。)


このような時事を絡めたブログは毎日書きたいような気もするのですが

現実は、月刊から各月刊のペースに落ちている本ブログ(笑)。

ネット状況も改善されたと思いきやしょっちゅうダウン。

また折を見て元気に復活させていこうと思います。

今回もパッチワーク式で長いですが、ご覧いただければ幸いです。

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雨期の夕暮れの、

じゅうたんみたいな田んぼの夕暮れの色は毎日同じように見えていながら

刻々と変化しています。

いつもの事と見過ごさないように5秒間くらい立ち止まり目から色を吸収します。

そのせいかしら、

バリ島で暮らすうちに青と緑色が好きになり、出かけるときは大抵ブルーとグリーンを着ています。

さもありがちな?話のようでもありますが、

確かに家にいるときは白黒なんですが、出かけるときは白黒の服を選ばないようになりました。

財布もスマホカバーもブルーです。

このコロナの間に両方とも壊れたので、アマゾンの検索機能を屈指して

またブルーの財布とスマホカバーをお取り寄せ。

実物を見ないで買うのはなかなかハードル高いですが、写真を極限まで拡大して細部を見たりして(笑)。

ここでも目ぢから。

あれ?

Amazonの話になっちゃいました。

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色の話なんですが、

今期は黄色とピンクも加えました。

今までは買い付けでたま~にピンクが入ることはあれど

自分から黄色やピンクをオーダーするのは初めてでした。

ピンクは例のマルキッサ色です。

ちょうど10月の作品展のさなかに指定色を送り、

西ベンガル州で染められ織られて元旦明けのバリスタジオに届きました。

くすぶるような色彩、春のイメージ。

写真はスクショです。西ベンガルの黄色は一番下のです。

私的にとても気に入っている黄色です。

左上、パッチワークもいろいろ仕上がりました!

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雨期に入ってからの2番目の災難は

ショップの日よけにサルが落下して敗れた事。

年末に重い腰を上げやっと新調しました。

だって、すっごく降るんですもの、雨。そしてこの日よけ用のフランス製生地がとても値上がりしている。

↓ これ、破れたのを撤収してきたものです。

ロゴを同じ位置に入れるように業者さんへ伝えて、それってそんなに難しい事だと思っていなかったんですが

出来上がって設置されたのを見て愕然。

泣く私。

業者さんは何がそんなに悪かったのかうろたえていましたが

しばし残金を振り込まないでいたら、

プリントしちゃったものは消せないので生地代先方もちで作り直してくれるって。💓

えっ、いいんですか?? 

この元のロゴを正確に複写して交換してくれました。

……最初からこれを持っていけばよかったのではないかと思いますが。

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もう一つの災難は、2月のバリでご報告しますとも。

12月は崖が崩れ、1月は日よけが破れ、2月はさて。

 

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今年から復帰したゴミ拾いボランティア。

10年以上前はクリーンアップバリという日本人グループでいろいろな活動をしていましたが、

今ではインドネシア各地に「トラッシュヒーロー」という

地元の人たちが自主的にゴミ拾い活動をするボランティアがあり、

今回はそちらに混ざって参加。

クタビーチに毎年1月下旬に流れ着く大量の漂流物を清掃する予定でしたが

その直前に行政が大がかりに清掃をしたそうで

集まった数十人で砂の中に埋まっているプラごみを集めました。

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インドネシア人が自主的にゴミ拾いするようになったのは飛躍的進歩ですが

バリ島では伝統的にゴミを川へ流す習慣があるため、プラごみは深刻な社会問題です。

浜辺にあるプラは硬質なストローなどは比較的そのままの状態ですが

袋類は劣化し砂に混ざってしまっています。

このままだとサンゴ礁からのホワイトサンドが

マイクロプラスティックの砂になってしまいます。

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あと10年の更なる進歩を切望します。せめて焼却炉作ろうよ、バリ。

 

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お寺の巻。

最近は2日に1回くらいにペースダウンしていますが、

やはりお寺へ行ってお花の香りを嗅いで手を合わせる時間があると

気持ちがさっぱりとします。

最近はほぼワンコのルビーが闘牛のようなモーレツダッシュで後からついてくるので

階段でうっかり転ばないようにゆっくり降りていきます。

コロナからみんなをお守りください、とお祈りしていた2年前。

今は世界の変化と地球の健康状態はギリギリ何とかなっていて感謝感謝という気持ちです。

超常現象も何も起きません。ただ、気持ちがさっぱりするだけで

全てがうまくいく気がするだけです。

この先何が起きるかも全然分かりませんが、世界も地球もきっと大丈夫。

妄想かなぁ?

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最近ゴハンをつくる頻度が減っています。

加工食品が少ない場所柄、お料理の下ごしらえをカンタンに済まそうと思っても

なかなか。

最近は暑くてうだる中でも仕事に集中したい気分がふわふわと上がっている。

お寺に行く頻度も減ったし、時間は前よりもずっとあるはず。

増えたと言えば、そうそう。ワンコだ。

あのワンコは確か「入学祝」だったはず!!

某日。

息子のお昼に「これ自分で炒めてね」、というつもりで空心菜を切ってテーブルに置いといた。

あ、この手があったよね! いい感じ!!

大学やり直しのリベンジ男はほぼお手伝いに不参加なので。

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そうしましたら、おぉ、なぜに。

その日に限って熱出しました。ぐったりしちゃって。

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時間返上して、ハハは冷蔵庫のストックからの思いつきのおかずを作り

食べさせましたら、そうしましたら、おおお。

熱下がりました。

分かりやすすぎて、脱力しました。

たまたまかもしれないけど、自分が反省しちゃうという。

リベンジは私に回ってきたカードでした。


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アヒルさんが夕方お迎えを待っています。

という風に見えますが、もしや取り残された一団???

アヒルさんは囲いとか仲間とか、周囲が囲まれた状態じゃないと不安が募るタイプ。

しかし、この後雷雨だったから、みんなでぎゅうぎゅうに固まってしのいだかも。

私もルビーと濡れながら帰りました。

ワンコのルビーは水が大好きなので、雨はがっつり楽しむタイプです。

誰もいない土砂降りの通りでクルクルまわって空に向かって口開けて。

今度一緒にやってみようかなぁ。

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ヌリス・ワルン。

UBUD地域の老舗のひとつです。

バリ島にご縁がある方ならご存知でしょうか?

スペアリブのバーベキューのお店で、店頭でいつもモクモクと炙っています。

むかーしは、生ビールが飲める場所としても知られた存在でしたが

海外からの観光客が皆無な今でも時により満席で入れません。

今回は日曜日のランチタイムに行ってみました。

BBQの煙で長年燻された天井。20年くらい前からあるので改装はしているのでしょうけれど

壁の時計もバリ地図もそのまま。

20年前ってグーグルマップが無かったから

バリ島の地図は自分でもかなりいつも持ち歩いていたなぁ、なんて。

懐かしい時間。

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の後のコーヒーは、スニマンコーヒーへ。

最初の店舗の隣、向かい側とどんどん増殖している個性派です。

壁のだまし絵が面白い!

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街に行って人がいるとホッとしますね。

全然関係ないお互いのようでいて、支え合っているのが街。

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別の日曜日。

これ、1月です。

目を疑うような混雑ぶりのジンバランビーチ。

昼ご飯を食べそこなっていたので、早めの夕食にと足を延ばしたのが

結構渋滞していて時間がかかりたまたまのサンセット時刻。

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空いていたのが一番先端の1席だったので迷わず座ると、

テーブルの下まで波が打ち寄せる。

波が来るたび両足を持ち上げながら、シーフードが焼けてくるのを待つうちに

こんな夕日でした。

素晴らしきバリ島。ここに居られてほんとうに幸せです。

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チャイニーズニューイヤーの休暇だけどオミクロンの急増が半端ないから

この先はまた人が減る予想。安全第一。私たちもこの先はしばし大人しく過ごします。

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最初の写真から1か月。

こんなに色づきました!

定点観測おもしろいです。

3耗作なのに、たくさん田んぼがあるのに

インドネシアではお米不足だとか。まさかの輸入が始まるとか何とか。

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スタジオでは春の服が大分縫い上がり、初夏の試作に入りました。

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2月のお知らせ

 

アトリエマニスの今期の新作が

つくば市のシンゴスターリビングさんで展示されます。

https://shingoster.com/

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ATELIER MANIS
初めて着る春の色と新しいベーシック
at Shingoster LIVING
2022年2月11日(金)-  27日(日) 月火定休
open 15:00-18:00
(12:00-15:00に来店ご希望の場合は
下記まで事前にご連絡ください。
tel 029-893-6075   または mail  info@shingoster.com)

時節柄お出掛けいただきにくいと思い、

アトリエマニスのショッピングサイトにも早めにラインナップを掲載しています。

マニスのサイトで在庫無しになっているものはシンゴスターリビングさんにお問い合わせください。

 

 

 

 

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