2021年8月 6日 (金)

ロックダウンまでのいろいろ日記2 7月の近況報告

8月に入りました。

激動のオリンピックもそろそろ大詰めですね。

先日、インドネシアがバトミントン女子ダブルスで金メダル。

インドネシア初の金で、ジョコウィ大統領のインスタで繰り返し投稿されていました。

動画を開いて、最初は負けたのかと思うくらいの号泣ぶりで、ザワザワしてしまったけど

そうか。金。

私ももらい泣き。

きっとインドネシア中がうれし泣きした日になったのではないかと。

インドネシアは、日本の終戦記念日の2日後が独立記念日なんですが

(当時日本が統治していて白旗を上げ退いたのです)

ジョコウィ大統領は「この金メダルは独立記念日の最高のお祝いになります。ありがとう!」と述べられていました。

オリンピック強行開催、国民の意見を無視し、犠牲にしていることはすでに明らかですが、

どうしてもやらなければならないのなら

せめて、この前代未聞のオリンピックに1年遅れで調整を重ねてきた世界中のアスリートの方々を

思い切り応援したいと思っていました。

今は乖離の時代でしょうか、全く違う2つのドラマが共存する。

ネット配信ニュースからのぞき込みながら

前回の東京オリンピックは自分の生誕年だったことを感慨深く思っています。

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インドネシア全体の感染者数は最悪のピークを過ぎましたが

8月に入ってからもまだ2万人越え。

バリ島での感染率は増えたり減ったりしながらも未だ新規1000人越えです。

本日8月5日は記録を更新してしまいました。

バリ地域内PPKM(社会的活動制限)がまた延長されましたが

感染者数が減らないというのにレストランのイートインが30分以内はOK、

生活必需品ではない商店も午後4時まで営業OKなどどちらかというと「緩和」。

ワクチンキャンペーンが国内でもいち早く、接種率が高いバリ島だからと

油断していないかどうか。

住居は密だし、お祭りも密だし、手で食べるし。

バリ島にデルタ株が来たらインドと同じ状況になるのではとハラハラしながら

先週末から解禁になった30分イートインがどうなっているのかと思いきや、

どこも制限時間を気にする雰囲気はなし、でした。

昨年は沿道で人がいようがバイクがいようが、消毒液を給水車でばんばん撒いたりしていましたが

デルタ株こそ空気感染してしまうようなのでとくにエアコン空間には一定時間ごとに

ばんばん撒いていただきたいものです。

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さて、本日もまた長い投稿になります。

宜しければお付き合いください。

遡って6月の事から。

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卒業式

6月10日。

その数日前に息子・ちひろの学校から連絡があり、「卒業式やります」とのこと。

ワクチンも「明日集団接種します」とか普通にアリアリのバリなので

驚きませんでしたが、卒業式やらないらしいと聞いていたので慌てたのは衣装!!

島にはショッピングモールが少なくてしかも全部が南部に集中。

南部って最近ほとんど行かないが、服を買うならそこまで行かねばなりませぬ。

息子は滑り込みでH&Mでジャケット買って、

私は2~3年前にmakuのセールで買ったオフ白カディのワンピースに

お店に残っていたスパンコールのショールで妥協。

それにしても、人前に出る事なんて久しくなかったから

鏡の前で格闘してしまいましたよ。マスクはアトリエマニス!

撮影不可だったんだけど、これならいいかしら?

(リアル卒業式は行政的にはNGでした。)

1年3か月ぶりに学校の皆さんと会って、そしてそれが最後の日となりました。

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カッチのデシウール

注文したのは4月中旬。

前金を送金した4月下旬には「お金が入ってとても助かった」、と

メッセージが来ました。

その翌週5月はじめからインド株の大変な時期に差し掛かり、カッチの人たちも家族が感染したり亡くなられたり、

大変なことに。

酸素ボンベの価格が裏マーケットで10倍とか、そのような時期でした。

直前に材料の糸や染料を購入できたのはおそらく幸いでした。

秋までで良いから、と頼んだデシウールは、

ちょうどパンデミックの時期に家庭内に籠って織られました。

この仕事の中にはきっとさまざまな祈りや希望が込められていると思います。

一頃は連絡が途絶えてしまい大変心配しましたが。

写真はカッチの人がワッツアップに送ってくれたものです。

「全部できたので発送したい」

けど、その送り方について二転三転してさらにひと月。

残金も必要に迫られているようだったので早めに送金しました。

布たちは7月にバリに届いて、手袋はめて梱包を開けランドリーで丸洗い、アイロン。

とかやっているうちに、インドネシアにもインド株が入ってきてジャワ島はパンデミック。

昨年はそれなりに今年のことなど想像できなかったけど、

変異株さんの登場は絶対侮れないと思っています。

とりあえずカッチの布がリモートで届く時代。

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日本の季節が冬に向かう頃に、皆さまに温かく着ていただけるよう

どんな服にしようか思案中です。

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ルビーの7月

これは少し前の写真。

お寺でいたずらしまくるルビー。

エネルギーが有り余ってこちらは目が回るも、

7月はじめお腹を壊して衰弱→入院→点滴などで回復し退院→その2日後から足の病気。

ずっと元気がないままの1か月でしたが

最近ようやく以前のいたずらぶりを発揮してきて、

カミカミは気を付けないと血が出るレベル!!

足の病気は先天性股関節形成不全という、股関節脱臼のようなもので

幸い良い薬があって治りました。

大型犬に多い病気らしく

一頃は昼間でもほとんど寝ていて気の毒でした。

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お寺にも朝歩きにも再び一人。ワンコ無しだと、なんて軽いのだろう! しかし、道端で

「あれ、今日はわんちゃん一緒じゃないの?」と聞かれるたびに

はい、それはかくかくしかじか、と立ち止まって説明するので

時間が短縮しているかどうかは微妙です。

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元気復活後もルビーはお寺についてこない。

アリンコに刺されるのが怖いのか、何か漠然と怖いのか。

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アマンダリ

このような富裕層向けのリゾートに足を向けるのは20年で3回目です。(笑)

1回目は書籍の取材、2回目はこの高級リゾートに社員旅行という方々のご面会に。

3回目の今回は、ラウンジの一角にある読書用スペースにて

バリ人インテリアデザイナーのメラティさんが個人的に集めたという布コレクションの展示を見に。

メラティさんは、バリ島のリゾートに伝統的なテキスタイルと装飾を取り入れて

数々の空間デザインを生み出しているお方。

展示品の中で面白かったのは、水引幕のような刺繍のラーマヤーナ。

何かを真似して作ったような雰囲気で、怖いシーンも

ほのぼのと描かれています。

バリ島のテキスタイルはイカット、バティック、ソンケットと豊富ですが

刺繍はほとんど見かけないので貴重なコレクションだと思います。

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予約もせずふらりと立ち寄り、借り切り状態で見せていただいて

ラウンジでのお茶も貸し切り状態で、

それでも喜ばれて。

アマンダリさん、ありがとうございます。

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サヤンの午後

仕事がちょっとひと段落すると、友人に声をかけて違う景色を見に行きたくなります。

この日は酵素玄米のランチがおいしくて最近ハマっているmana kitchenでお昼の後、

リゾートホテルが立ち並ぶサヤン地域をグーグルマップで裏道を選んで歩きました。

村の通りには、乾季なのになぜかあじさいがたくさん売られていて、思わず買いました。(笑)

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同じスマホで撮っているのだけど、なぜか小さくしか入らない写真があります。

けど、小さいから入れちゃいます。

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mana kitchenから1キロほどの渓谷のリゾートkayumanisで夕日を眺めながらお茶。

トリップアドバイザーで世界No.1人気のバリです。

曇っていたけれど、ここも貸し切り状態で

お茶一杯で長居して、喜ばれるという。

……ありがとうございます。

仕事や学業ではまだ飛行機に乗って動く方々が多数ですが

面倒な手続きやホテル隔離を経てでもバリ島に来る方は相当限られます。

これまで世界中の方々が「休暇」に

お金と時間を費やして過ごされていた場所が長期在住者の私にも

相当な休暇となるのは当然なのでしょうか。

灯台下暗しですね。

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撮影

8月に秋服の展示をする先があるので、いつもよりひと月早めに新作を作っています。

そのDM用の撮影をするのに(秋服なので)

エアコン空間でシンプルな空間を探していて、

下見に行きました。

Titik Duaのギャラリー。

ちょうどグラフィックの展覧会をしていました。

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けれども、宿泊しないと撮影NGとのことで。

急遽いつものUBUD重鎮、Nさんに相談をし

こちらのIさんのお宅での撮影になりました。

何と、設計から細かいインテリアまで全部ご自分で手掛けられたお家です。

窓がたくさん。吹き抜けの採光が独特です。

(1階だけだと暗くなるので2階まで窓にするというアイディアですね。)

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撮影はエントランスの壁面を使って。

涼しい風が通り抜けるお宅で、

自然光で。

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画面の外側はヤシの木と、のどかな田んぼです。

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最近はよそからのお弁当

敬愛する影武者、由美さんのお弁当は5万ルピアぽっきり。

いつもチキンショウガ弁当を頼むのですが、

副菜の玉子焼き、コールスロー、きんぴら、たくあんが嬉しい。

日本人おろか欧米人、国際派のインドネシア人の皆さんにも

熱く支持され不動の地位。

半年前は自分がお弁当屋をしていたのが今は食べる専門です~。

一時イートイン不可のころにちょうど自分に料理放棄の波が来たので(笑)

いろいろな宅配プロモーションを試したりしましたが、

やっぱり影武者のお弁当が一番好きです。

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UBUDの六本木ヒルズ

噂になっているこの場所は、ロシア人滞在者の為の集合住宅&生活エリア。

PARQというところです。

六本木ヒルズと比べたらやや失礼かもしれませんが、

エントランスにはおよそ生活必需品とは無縁なブティックがいくつか、

上階には、非常に偏った感覚のレストランが何軒か、

ラウンジは空港の待合みたいな感じです。

実際に吹き抜け階段部に小型飛行機の実物が吊るされています。

下の写真はプールサイドのカフェスペースで、

白砂が敷かれています。

中にはサウナ、ジム、多目的ホールがあり

まだ建設中のアパートメント、今後はスーパーマーケット、学校、病院も出来るそう。

ある意味シェルターですね。

中だからと誰もマスクはしていないです。

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私たち日本人にとっては30年ぐらい前の感覚で、

このような周囲のバリの風習や文化と全く溶け合わないものをUBUDに作る感覚や、

装飾重視で質がいまいち、

ほか、突っ込みどころ多数。

この中でピンヒール履いて暮らすのだろうか。

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一番下のちっこい写真は日本食レストラン。

小さすぎて見えないですね。

けど、六本木っぽいのがお判りでしょうか。

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では、また近いうちに。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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2021年7月19日 (月)

ロックダウンまでのいろいろ日記1 最初は近況報告

ご無沙汰しておりました。

5月の作品展では、微妙な時期に

お越しいただいた皆さま、お手伝いくださった皆さま

大変ありがとうございました。

何と、私としたことがお礼の言葉も入れそびれていました!

お世話になった皆さま、今頃になって本当にごめんなさい。

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そしてブログをご購読の皆さまにも

更新がひと月半も空いてしまって、たいへん申し訳ありませんでした。

一部の方々より、

今月に入ってからのインドネシアの感染拡大の惨事の報道から

バリ島の私たちへのご心配をいただいています。

それで、中途半端になりますが

一度こちらの近況をお伝えすることにしました。

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写真は6月3日にうちにやってきた新しいワンコ。ルビーです。

息子の進学祝い(進学先まだ決まってないのにw)。

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バリ島の状況お知らせします

バリ島は先週から徐々に、実質的にロックダウンに入りました。

朝の散歩に出ても通りには犬しかいないことも。

外出は禁止ではありませんが、

学校は全部オンラインに戻り、仕事は必須業務を除き100%在宅という社会的プロトコルが

州政府から出ています。

ワクチン接種証明があれば問題ないと言われていますが、県や郡のボーダーに

警察が大がかりな検問をしているそうです。

UBUDでは先週月曜日まではまだ何軒かレストランがやっていましたが、

7月3日から先イートインは禁止になっているため

今週はもうほぼ全体がテイクアウトオンリーです。

観光客向けはおろかローカルの人々が利用する商店はほぼシャッターが下りていています。

バリ島の新規感染者数は連日記録更新中で、19日は944人。間もなく1000人台になるかもしれません。

バリの人口は436万人。プラス外国人滞在者が結構います(人数は不明)が、

東京は1396万人なので、約3分の1ですね。そこが新規陽性者数1000人って相当多いです。

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ジャカルタは1056万人ですが、人口の半数が感染しているという報道があり

デルタ株を越えるジャカルタ株などが出ないように祈るばかりです。

チレボン在住バティック作家の賀集さんが病床を確保できなかったことも大変残念です。

インドを心配していた2か月前が、今度は隣の島なので、

皆とっても不安がっています。

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まだまだ若い国の今の大統領は、貧困家庭の出身でバティックの産地ソロの出身。

ジョコウィ氏が就任してからのインドネシアは賄賂や裏金のあぶり出しをはじめ

私が住み着いてからの20年においてその前と今を比較するに

相当な貢献をされているように思います。

しかし、ここにやってきたコロナ禍。

経済優先で、教育や医療の圧倒的遅延が裏目に出たような結果と言えるでしょうか。

仕方ありません。

とにかく、当局は相当混乱しています。

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写真は庭で採れたの、いただきもの。ピサンラジャ(キングバナナ?)という少し酸味がありねっとりしたバナナです。

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マニスのバリスタジオは私の設計ミスとビジネスの読み違えから、空間が無駄に広いので

今回のソーシャルディスタンスにはたまたまですが、ぴったりです。

元々、スタッフたちは5メートルずつ離れています。しかし

今回は必須分野以外は100%在宅とあるので、同じ村から来ているMurdaniと隣の村からのMadeだけ

時短で来てもらい、他は在宅ワークに。

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写真はギャニャールのブラックサンドビーチ。役所の用事で行った先が浜辺に面していて久しぶりの海でした。

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先週までの1週間は検品があったので朝から昼、昼から夕方の2部制シフトにして

私はみんなが帰った6時半か7時から深夜までの仕事でした。

ところが、昨年もそうだったのですが

怖さで頭がボーっとしているのか、みんな指示している仕事を間違えたり忘れたり、めちゃくちゃなんです。

こんな不安な時期に集中できる仕事があるって本当にラッキーだよ、

家族の為にも頑張ってみて、とちょっときつめに忠告すると

やっといつものペースが戻ってきました。

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まだ身近で感染した人がさほど出ていないけれど

もうあと1週間か2週間、1か月、2か月のうちに

私たちのところに迫って来ないことを祈ります。

このような状況でもUBUDのショップをしばらく開けていましたが、

ジャカルタからの観光客がまだちらほら入ってくるので

今回はスタッフの安全のためにも潔く店はクローズすることに。

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昨日は店内や路面のパトロールに行ってきましたが

ほんと、まだジャカルタっぽい人たちが通りを歩いています。

帰らないのか、逆に避難して来ているのか、

そうした人たちの管理がずぼらになっていないか、非常に気になります。

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ルビーがやってきた

さて、今日は

後半こちらの話題をお届けします。

いつものごとく長いです。(笑)

冒頭の写真、ルビーのお話です。

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昔、主人が「安かったから」と買ってきた。

それは、白いゴールデンリトリバーで6か月のほぼ成犬でした。

安いからって、買いますかね?WW

それ、家族に相談してからじゃないかな普通???

……とにかく、ある日突然、一人っ子の息子に兄弟が出来た。

息子ちひろは当時まだ10歳だったからそのゴールデンと同じくらいの大きさでした。

その子、ルナはとっても丈夫で賢くていたずらっ子でしたが

ある日急に亡くなってしまって。

以来、それが原因でオレはゲーマーになってしまったのだ、みたいに言うので

犬がいたら散歩でエクササイズが出来る、とか言うので

ならばまたゴールデン飼ってゲーム辞めたら?と。

じゃ、大学決まったら、お祝いに買ってあげるよ、と。

まぁ、そんなこと覚えてるのは私だけですけどね。(笑)

で、ブリーダーさん探してブッキングして、6月3日が子犬生後2か月で引き渡しの約束日。

ところが試験に落ちました。(笑笑)

全くと言っていいほど勉強しませんでしたしね。

仕方なく、進学先が決まる前にルビーがうちにやってきました。

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いや、分かっていましたけれども。

忙しいのなんのって。

おしっこ、うんち、かみかみ。

かみかみは私の腕や足です。レギンスは穴だらけ。どこへでもついてくるし。

このテディちゃんは、何とアトリエマニスのお客様からちひろが生まれたときのお祝いです。

もちろん、マニスのお客様とあって自作です。

あまりの忙しさに悲鳴を上げた私は、そうだ息子のクロゼットに……。

この子と黄色いクマのプーちゃんをルビーに上げました。

テディとプーちゃん申し訳ない。

毎日ブリブリふりまわされて。

作品展の時に販売したシンゴスターさんのコーヒーがたまたま少し残ったというので

荷物に入れてバリへ送ってもらったんです。

もう感動のおいしさ。

ミルで挽いているときからソワソワしているルビー。さて飲もうかな、というタイミングで

ルビーがカップをなめそうになって

「おっと、子供はNGやで。

コーヒーは大人になってからな」

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「えー、私も飲みたいよー」

ほかのコーヒーにはあまり反応しないのにシンゴスターさん、すごいです。

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この写真をフェースブックに載せたところ、センス抜群のライター浮田さんが

イラストを描いてくれました。

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さて。あまりにもエキサイティングなので、まだ赤ちゃんだけども

外の世界デビュー。

私の朝歩きに連れていくことに。

しかし村の通りにはたくさん犬がいるためこうした何もないところに着くまでは

布バッグに入れて担ぐのですが、

人間の赤ちゃんと同じで寝ちゃうとすごく重くなる!

外の世界では土を食べることにハマりなかなか前に進まない。

ルビー、おかーさん、ちかれたー。

その後おかーさんの仕事は夜勤となり朝歩きも中断です。

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そうこうするうちにルビーは土の食べ過ぎでお腹を壊し、何と入院。

家族で入院したのあなたが初めてかも。

帰ってきたら、前よりも大分大人しい子になって

それはそれで心配だなと思っていたら

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今度は足の病気が見つかる。

歩きに行くのはもうできないから、バイクでスーパー行くときなどに連れていき

外の世界にるんるんするルビーちゃんです。

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今日も

長々とお読みいただきありがとうございました。

また近いうちに更新入れていきたいと思います!

そうそう。

ちひろはその後、おかげさまでジャワの大学にオンライン試験で合格しました。

本当にそこに通えるようになるのかは不明ですが。

オリンピック目前にて慌ただしい今週をお迎えだと思いますが

皆さまもどうぞお気をつけて。

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2021年5月30日 (日)

作品展vol.72 2日目

2日目、土曜日も

会場の皆さまからたくさん写真が送られてきました。

リモート参加と言いながら、

会場運営部の皆さんがほぼ完ぺきにやってくださるので

私はほとんど出る幕がないのですが

LINEコールが鳴るのを待ち受けながら

ワンコと静かな一日。

きょうはスタジオスタッフも先週までの追い込み仕事の代休で

ほぼ全員休みでした。

息子もジャワだし。(笑)←結構ポイント!

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12時からのオープン。

今日もお天気に恵まれました。

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オープンしてしばらくすると

びっくりな混雑になったようで

その後しばらく連絡が途絶えていましたが

皆さま安全な距離を保ちながら

愉しんでいただいていたようで何よりです!

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イベントチームの一恵さん、淳子さんも

スタンバイ。

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一恵さんのリーディングは畳の上で。

あら、マニスのパンツを履いていらっしゃる!

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ご一緒のお友達と服もいろいろ見ていただいてました。

梅雨晴れの貴重な週末の一日に

お越しいただいてありがとうございます!

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おしゃれ番長・育子さんは

きょうはマニスの4x4TOPを、素敵なアクセサリーをポイントに。

作る方は漠然と作りますが、着る方が服を引き上げてくださいます。

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写真は古園麻子さんから。

今日は1day cafe by ASAKOを開催しながら引き続き送ってくださいました。

自分で撮る写真とまるで違う。場の雰囲気が入り込んでいます。

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こちらは我妻淳子さんのメイクセッションを受けたアフターを自撮りの麻子さん。

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こちらがBeforeですって。by 淳子さん。

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えー? 何で? それほど描いたりしてなく見えるけど。

不思議ですね、ナチュラルメイク。

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何かこう、ふわっとキリっとしました。かしら?

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メイクセッションの後に小窓からの参加、ところ変わってフロムお寺。

メイク比較&写真比較はしないようにお願いいたします~ (笑)

クオリティチェックと言えば私の今の本業ですけどね。

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こちらは私がバリからネットで探し当てたケータリング、

MOMOEさんからのデリバリー。

お世話になっております運営部の皆さんへの。

届いたよ~、のお知らせムービーをスクショ。

ワインは真鶴の景子さんから送っていただきました。

大好評でした!

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最後の写真は

1着ずつ個体差があるYUKAさんのハンドドローイングバティックに

早速比較写真を撮っている運営部。(かな??)

通常は選べるほどはお送りできず、各会場に1点ずつなのですが

複数あると途端に悩みますよね。分かります、分かります!

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乾杯もしていただいた今日でしたが

写真アップがエラーになってしまい断念します。

明日はもう最終日です。

 

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2021年5月29日 (土)

作品展vol.72 始まりました!

雨が上がり、気温も上がり、

マニスもオープン。

オリンピックや緊急事態宣言延長など

揺れ動く東京の片隅で

ほぼいつもと変わらない作品展がスタートしました。

ショッピングサイトでの新作解説も先ほど完了しました。

https://ateliermanis.base.shop/

会場運営を協力してくださっているフリーエディター・古園麻子さんほか

充実のメンバーの皆さんが

今日のスナップを届けてくださいました。

マスクをしている事と私が携帯電話の小さな窓からのぞき込むようにして

皆さまにお目にかかっている事以外は

本当にほぼ変わりがないのが

何ともありがたいです。

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懐かしくてしみじみ。麻子さんの写真は心に響きます。

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いらっしゃいませ! わー、ご無沙汰しています!

元気だった? 

いつもの皆さまも、初めての方も。

フラスコさんのバリアフリーな入り口を通って。

マニスの前の2週間は作家さんがキャンセルだったようで、

遠隔の私は開催の判断に迷いましたが、フラスコの日野さんはじめ

皆さんに後押しいただいて。

入り口には赤い表紙のノートが置いてあります。

入店の際にはお名前とメアドをご記入ください。

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きれいに並べていただいた服たち。よかったね!

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お会計を管理してくださっているようこさん、

いつも爽やかな笑顔!

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かっこいい! おしゃれ番長、育子さん。

今回は展示前から何度も打ち合わせをいただき

細かいことまでたくさん管理していただいています。

育子さんのコーディネートはお客様のお宅へお呼びがかかるほど人気なんです。

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フラスコのオーナー、日野さんは

心ある自由人。多くの作家さんを支援されています。

マニスも非常にお世話になっております。もう足を向けて寝れません。

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リモート参加2回目のたかはしです。

右は凄腕写真とコーヒーも淹れちゃう麻子さん。

左はおしゃれ番長こと今回の運営リーダー育子さん。

本当にお世話になっております。

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ラジシャヒ。今はもう遠すぎるバングラのシルク産地の手織りシルクのドレスを着た育子さん。

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昨日の設営では大活躍、今日だけオフの淳子さん。

明日と明後日はメイクセッションを会場内で。

コロナ禍の中でもお芝居や撮影でのメイク指導を次々オファーされている淳子さんは

ナチュラルメイクの中でも特に眉をポイントにしたアイメイクの提案をしています。

マスクしてると目元はますます重要、目が口よりも語る時期。

今回も3000円でセッションを受けられます。

一度受けた方ももう一度受けてみてくださいな。きっと新しいヒントが現れる事でしょう。

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リモート参加のたかはしをお相手くださる方々。

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古園麻子さんが淹れるシンゴスターリビングCoxさんのコーヒー。

明日は1day cafe by ASAKOです。

ベランダからのお花を活ける事から、

しつらえすべて麻子さんの空間と時間を愉しんでいただけると思います。

看板も用意してくださいました。

素敵な麻子さん、明日が楽しみです。

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明日29日(土)はなめかわかずえさんのリーディングもあります。

今回もびっくりお得な設定です。

私もリモートで受けます!

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今日は息子が初めて一人でヒコーキに乗ってジャワ島へ。

ジャワはバリ島マイナス1時間で先ほどまでチャットしていたら

1時間プラスの日本の方がすっかり日付をまたいでしまいました。

スマホの窓からあちこち旅をさせていただいて楽しい一日でした。

それでは、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

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2021年5月27日 (木)

作品展開催いたします!

作品展vol.72

予定通り明日より開催いたします。

本日フラスコさんでの設営をしてくださった

育子さん、麻子さん、淳子さん、一恵さんに

心より感謝いたします。

そして、フラスコの日野さんが前向きに後押ししてくださいました。

ペイフォワードを受け取った気分です。

 

会場では感染対策として

一時的混雑がある場合の入場制限と

お越しの皆さまにご記名&メアドをお願いする予定です。

 

お天気が回復し夏の陽気となる

明日からの3日間

マニスat東京。

私・たかはしはバリ島からのリモート参加となりますが

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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2021年5月25日 (火)

作品展vol.72 もうすぐ!

いよいよ今週開催のアトリエマニス作品展vol.72は、

予定に向けて順調に準備が進んでいます。

現在のところDMでお知らせしている予定にてほぼ変更なく開催出来そうです。

東京都の取り決めによりいろいろな商業施設、飲食関係に規制が出ていますが

さいわいフラスコさんでの開催には支障がなさそうです。

今週金曜日からの3日間は、

これまでで一番出展点数が多い展示になります。

昨年の初夏作品展で見ていただけなかったものも取り揃え

皆さまのお越しをお待ちしております。

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京都にはバリ島から2便目の新作荷物と、松本のすぐりさんからの返却服が昨日揃いました。

本日の出荷に向けて、岡田さんと清水さんががんばってくださっています。

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私は会場の設えを構成中。

きしめんのように細く切ったアイテムリストでパズルです。笑笑

DMのラフもそうなのですが、ここで手作り感出さなくてもいいようなところまで。

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また東京の運営部、育子さん、麻子さん、ようこさん、淳子さん、一恵さんとも

連日チャットで準備を進めていただいています。

運営部のご協力が無くては作品展のリモート開催は実現しません。

マニスを支えてくださる皆さまに、スペシャルサンクスです。

私たかはしは、今回も運営部のご協力をもとにバリ島から出ずにLINEのビデオ通話を使って

会場の皆さまのご質問やご相談にお応えする予定です。

また、会場に出向く事が出来ない方のお問い合わせにも期間中対応させていただきます。

LINEアカウントはメールにてお送りしますので、ご希望の方は以下へお申し込みください。

ateliermanis@hotmail.com

コロナウイルスの蔓延は世界中を不安なものにしていますが

あたらしい時代へのシフトでもありそうですので

梅雨入りの5月最後の週末は

是非楽しいひと時をお過ごしください。

アイテムの内容、服の解説は順次ショッピングサイトにアップしていますので

ご覧ください。

https://ateliermanis.base.shop/

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期間中のプチイベントのご案内

●初日28日(金)より

Coxのコーヒーとクッキー

つくば市のシンゴスターリビングCoxさんからお取り寄せするクッキーとコーヒーの販売があります。

実店舗での販売を中心にされている

筑波では高感度な方々が集まるランドマーク的存在の重要なギャラリーショップ&カフェ。

https://shingoster.cm/tagged/shingosterliving(ギャラリー

https://shingoster.com/tagged/cox(カフェ

生き生きした写真に一気に引き込まれます(サイトを是非開いて見てみてください)。

アトリエマニスの服を10年以上前からお取り扱いいただいているお店であり

絞り込まれたコンセプトと豊かな発想を大切にされている稀有な存在でもあります。

今回は特別にマニス作品展に、カフェの定番を送っていただけることになりました。

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写真のクッキー詰め合わせは1200円プラス税。

コーヒーは200グラム入りのパック(豆のまま)で販売です。

無くなり次第終了です。

 

●29日(土) 13時から

Cafe Asako

コーヒーはじめ食の分野に詳しい古園麻子さんが、シンゴスターさんのコーヒーを淹れてくださいます。

ホットまたはアイス 400円。

お砂糖、ミルクのご提供はありませんのでご了承ください。

 

●29日(土)、30日(日) 13時から

我妻淳子さんのワンポイントメイク

お芝居や撮影でメイク指導をされている我妻淳子さんが、ライフワークとして取り組んでいる

「一瞬で輝くワンポイントメイクアップ」の個人セッション。

これまでも何度か作品展会場でお願いしてきましたが、今回も他にない特別価格で体験いただけます。

1セッション20分程度、3000円。

マスク着用の昨今、どんなメイクをされていますか?

目元のちょっとしたお手入れとメイクにより、

リモートでも対面でも、印象が深まり、対人関係含めさまざまな変化が現れます。

セッションにより心の内側からの輝きが引き出される方も多数。

是非お試しください。

 

●29日(土) 13時から

ウィッチ一恵さんのリーディング

コロナになって以来人気上昇中のウィッチ一恵さん。今回もマニス特別価格です。

一恵さんのリーディングはタロットカードを使いますが、短時間でその人の長所を引き出すところが大きな特徴です。

欠点を克服することも大切ですが人間は必ず良い面と悪い面両方を持っているので、

良い面に光を当てて気持ちよくスムーズに問題に立ち向かうことだってできるのです。

お悩み中の方もそうでない方も、鏡を見るような感覚で長所に光を当ててみてください。

15分タロット2400円、61000円。

無料でおみくじ風に1カード占いがあります。

 

●このほか

今回は開催が不安定でしたのでご紹介していませんでしたが、

大人気のワインラバーズファクトリーさんの大変お得なビオワインを

今回のセレクト(4タイプ)からご希望のものをご自宅に送っていただけます。

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左から

スペインのとっても美味しいオーガニックの赤¥1400

スペインのビオディナミ農法のフルーティな土着品種の白¥1445になります。

右の2本は発泡系です。

イタリア🇮🇹の辛口スパークリング¥1250

イタリア🇮🇹の新着オーガニックブドウのフルーティーな泡¥1800

お問い合わせ、お申し込みは

高橋景子さん

winelovers.f@gmail.com

へお願いいたします。

 

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それでは、今週末

神楽坂でお目にかかりましょう!

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2021年5月21日 (金)

2021.5月のバリ

もう梅雨入りという。

バリ島ももう乾季という。

5月なのに上空の風が安定しているようで凧揚げ日到来!という感じで

バリ島では子供から大人まで男子は皆毎日空を見上げているようです。

風が吹くと空を見上げるのはバリ人男子のDNAかもしれません。

日本では第4波の中、辛抱強く日々を送られている方も多いと思います。

大阪での感染拡大が心配ですが、

やはりマスクをちゃんと着ける習慣が定着しているせいなのか

社会活動にロックダウンのような大幅な制限が無いまま

大規模な感染拡大が今のところ回避されていて、さすが日本!な印象があります。

オリンピックは話の外として、このまま集団免疫がうまくシフトされるとよいです。

バリ島は3月下旬に急にジョコウィ大統領がUBUDに来たと思ったら

その翌週から大規模なワクチン接種がスタートしました。

キャンペーンで大統領が接種したのはC社だったのに、一般庶民にはA社。

某レストラン従業員はほぼ全員副反応が出て3日間休業したという話しも。

仕事の合間にYouTubeでいろいろな学者さんたちの見解を見ていますが、

変異株は自然現象的に起きるようですね。

ワクチン懐疑派も角度がいろいろですが、私は自分の体質からのワクチン先延ばし派です。

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さて、前回までの本ブログ「2020年2月のインドまめたび」、長引いてしまって

すみませんでした。(^-^;

身近なところでのレポート、しばらくぶりにしたためます。

これがまた長い。

いつもお付き合いくださっている皆さま、重ね重ねごめんなさい。

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1 作品展もうすぐ!

4月中旬に仕上がった服からDM用の写真を撮りました。

モデルさんはkukuさんという方です。

ご自身も写真を撮ったりデザインをしたりするセンスの良いお方。

今回はお天気がやや下り坂で元の写真はすごーく暗いのですがそれを明るく補正してみましたら

白い背景が初夏っぽく良い感じ。

私はめっちゃくっちゃアナログ派なので、グラフィックデザイナーさんへ送るラフも

こんな風に適当な大きさにプリントアウトしたのを切り貼りして

構図を何となく作って、それをスキャンして送るんです。

ここからデザイナーさんが印刷に合うようなものにしてくださいます。

それにしても、フォトショ持ってるんだからもう少し頑張ればいいのに自分。毎回同じ反省をしています。

Img_8142

作品展情報はこちらです。

上の「こちら」をクリックいただくと開催についての最新情報をご覧いただけます。

今のところ告知予定通りの開催です。

コロナ時代2年目の夏のマニスは

昨年から仕掛かってきたオリジナル(注文制作による)布が中心となる初めての回。

これまではコレクト(集める)布が中心だったので、より作りたいものへ向かってきた半年でした。

お出かけいただくのが厳しくなる時期ですが、ご負担のない範囲で

ゆっくりとご覧いただけたら幸いです。

詳細は来週のブログにて!

 

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2 デウィシタ通り

5月あたまの写真です。

相変わらず寂しい感じのアトリエマニス・バリショップ前の光景です。

周囲のお店は週末だけ営業したり、隔月営業や不規則営業。

かつては渋滞が深刻だった国際的観光地のショッピングエリアは

観光ビザでまたたくさんの外国人の皆さんが集まってくるのをずっと待っているようです。

しかし、先週再就航予定だったシンガポールからのフライトも直前になって延期に。

イスラム教の人々が1か月の断食明けに大移動するイドゥル・フィットリの休暇を懸念したものと思われます。

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けれども、ボスの私の考えで毎日営業しているマニスのお店。(写真左のゴミ箱のところ!)

お店番スタッフは毎日昼寝かもしれませんが、たま~に遠方からのリピートゲストが来てくださいます。

国内移動も検査必須で大変そうな中、バリには結構国内富裕層の人が来ている印象も。

萎れていく大半の店舗に対しコロナ期新規オープンのジャカルタ資本っぽいカフェもいくつかあり

そうしたお店は大賑わい。行列のカフェさえあるそうで、不思議の国でアリス。

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通りは寂しくても、マニス店内はいつも照明をともしてガラスもピカピカに磨いています。

退屈過ぎてもしっかりお店を守ってくれているKadekとWayanに感謝です!

 

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3 ガルンガンとクニンガン

4月はバリのお盆に当たる休暇がありました。

コロナで景気が悪いので竿飾り「ペンジョール」が貧相になった、という人もいましたが

豪華な向きがなくてもバリ島の皆さんにとってご先祖様が戻ってくることには変わりありません。

毎年ただの連休とおぼしき休暇だったので、この時期は移動や出張に充てることが多かったけれど

もうどこへも行かない生活。

早朝の村を歩いてみると、私以外すべての人がクバヤとサロンで正装しているのでした。

民族衣装でもあるけれどバリの正装は日本の「身だしなみ」のようなものに近く、

社会的秩序でもあり、お寺への礼儀に近いと思います。

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ガイジン、お客さんの事をタムーと言いますが、ここは、タムーがいてもいなくても全く関係ありません。

帽子被ってスニーカーなタムーの私はちょっと恥ずかしい気分に浸ってしまう。

イメージ写真じゃないのです。これが今いるそのままの周囲です。

たくましいし、ありがたい。

 

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4 学校

ウチのすぐ前にある古びた小学校の校舎には、4月アタマから制服を着た子供たちが登校し始めました。

1年ぶりの事です。

ウチのコの学校は昨年3月下旬以来ずっとリモートで、高3ゆえにこのままフェードアウトでおしまいな感じですが

ローカルの学校はいきなり大統領がバリ島に来て、ワクチン接種が始める!と宣言したと同時にオープン!!!

しかも「明日から」みたいな通達でしたので

皆、1年前の靴が履けないよ!ってところからのスタートだったそうです。

その日の靴屋さんがどんなだったか、考えるだけでニヤニヤしてしまう。

子供の足は1年で1センチは大きくなりますから。

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この写真は休校中の「ウチのすぐ前」の小学校。門のカギが開いていたから侵入して窓越しに撮りました。

1年前の窓飾りがそのままで

アートシアターの映画のような情景でした。

日本の学校事情とあまりにかけ離れているこちらの教育関係には、

残念な思いもありますが

コロナ期の子供たちがどうかこの体験をばねに生き生きと好きな勉強をしてくれますように。

とにかく学校再開、その延長で各種お祭り事も復活。

皆さん気を付けながら再会を楽しんでくださいね、って言ったって

道路では必須のマスクは会合では外すの。逆にしてほしいです。

(交差点で警官がマスクチェックをしていて、タムーは2回引っかかると国外退去になるんですって。)

 

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5 いろいろあったベジのお寺

今回は書きませんが、少々ショッキングな出来事があって

どうにも落ち着かなかったお寺でしたが

クニンガンが終わってすぐに事態が完結。

朝歩きで拾うお花をお供えにトッピングして、

お寺通い続行中です。

こんなお花がいつもそこらじゅうに咲いていて、花ごと落っこちているのです。

1時間も歩くとレジ袋くらいの袋がいっぱいになります。

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白いのはプルメリア。バリ島ではジュプンと呼ばれているとってもポピュラーなもの。

どちらかというと夜間に高貴でやわらかい香りを放ちます。

花弁は少し肉厚で、これは食べられないのが残念といつも思う。

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6 プチ引っ越し

エアコンの中にアリが巣を作って、そこからフンが落ちてくる。

写真の椅子の間、壁の上にそのエアコンがあるんですが

ちょうどその真下に受験を控えている息子の勉強机がありまして。

「部屋変わっていい?」と以前からも時々言われていまして、

あと少しで最終試験だし、ここはOKを出しました。

我が家は元を正せばスタジオの平屋に慌てて付け足した2階部分なので

子供の成長までは考慮出来ていない単純な設計です。

ちなみに、設計したのは自分です。w

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写真の部屋は川に面していて西向きで夕方になるまで暗い。

元々使っていた部屋は東向きで日の出とともにギラギラ。

部屋の配置はダイニングを挟んで左右対称で内部仕様も対称だから、

引っ越したと同時にすべてが180度逆です。

これまで右だったのが左になり光の入り方も真逆になったのですが

1~2週間でほぼ慣れました!

最近ホテルに泊まることも皆無となったので、なかなか新鮮な宿替えでした。

何度かトイレの場所やタンスの位置などを間違えながら。

そうこうするうちに、

アリも住まいを移したみたいでエアコンからゴミ落ちてこなくなりましたが!(笑)

 

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7 時々ノマドワーク

先ほどと同じ話題となりますが、本当にどこへも出かけない1年以上なので

時々頑張ってパソコンを持ち歩き仕事場的プチ引っ越しをします。

とはいえ、せいぜい午後の2~3時間程度。

UBUD村にはノマドワーカーがまだ相当数いて、

wifi環境がいいカフェはそこそこ混んでいます。

観光客がいなくなった現実は観光業の方にとっては直面の問題ですが

長期滞在者にとっては恩恵が多いかも知れません。

こちらの比較的新しいカフェはUBUD中心地、王宮のはす向かい。

地価からして初期投資は億の単位だと思いますが、ソーシャルディスタンスで

空港のラウンジのように寛げます。

寛いじゃうとせっかくのノマドがワークにならないのでしませんけども。

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8 魚と遊ぶ毎日

ベジの池にいるお魚に、お供えに使うクラッカーを上げていますが

ただ上げても面白くないので、

最近は手なづけたりしております.

写真がいまいちですが、この薄オレンジ色の原種のようなお魚は

鯉と違って、結構するどい歯があって、アヒル顔で口が大きいので

手から直接食べさせようとすると噛まれます。

ので、えさ(クラッカー)を水面に近寄せておびき寄せ、口のそばにポトンと落とすと

いい感じで拾ってくれます。

池は左右対称で2つあり、もう一つの池の方には中国っぽい鯉が放たれていて

そちらのコたちは歯がないのとチュパチュパする小さな口なので

手から直接エサをキャッチできるようになりました。

私がお魚と遊んでいると「ハトおばさん」みたいに見えるようで

村の人が遠くから黙って見ていたりします。(笑)

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9 インドからの便り

心配をしていたカッチの織職人さんから先日2週間ぶりに連絡が来ました。

家族の中に3人陽性の方がいるそうですが、何とか無事にしているようで

少し安心しました。

しかし、いつもはどうでも良い事でもしょっちゅうビデオコールがかかってくるおじさんなので

(私より歳は相当下ですが・笑)、

その後も送ったメッセージにまた返事が来ないのはどうにも心配です。

写真は秋までにと頼んでいるデシウールの手織り。

糸をインディゴに染めたところの確認ですが、この写真のすぐ後にロックダウンになり

引き籠って織をすすめられたのは良かったそうなのですが。

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その下はラダックの方からの写真です。

地域で取れる獣毛で手織りをしている女性グループですが

こちらはリーダーの方が罹患されていて現在仕事が中断しています。

1か月ほどのち、また再開することになっていますが、

今のところまだ連絡が来ていません。

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インドの変異株についてはニュースが大げさに伝えすぎているという説もありますが

私のところに来る知らせは5件中4件が心配なもので、

決して侮れないと思います。

明日は我が身かもしれませんが、現地の方々への支援も始まっていますので賛同しようと思います。

ちなみに岩立さんのところでも募金の窓口を準備中とのことです。

現在のところキャリコさんがすでに募金を開始されています。

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何日かかけて書いているうちに

作品展まであと1週間となりました。

また近日中にアップします。

皆さま、雨にもお気をつけてお過ごしください!

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2021年5月 1日 (土)

マニスの旅・2020年2月 その7

バリではガルンガン&クニンガンの休暇が終わり、

この先はしばし仕事集中モードにスイッチオン。

前と若干違うのは(世界的な観光地のせいもあり)、

集中できる仕事があるということに

ありがたさが感じられることかもしれません。

日本はおこもりの黄金週間が始まっていますね。

皆さま、是非ゆっくりと充実した時間をお過ごしくださいますように。

まめ日記、今回は

1年前の懐かしいインドをひもとく最終回です。

最後はデリー。

いやはや、その後1年出来事のひだが深すぎて

ピンボケでも何でも1枚1枚の写真にじわっと来てしまいます。

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2020年2月24日、デリー。

バンガロールのホテルから空港行きを頼んでいたアニル氏が、40分も遅れてやってきたので

絶対に間に合わないと覚悟していたフライトが

何の問題もなかったのは昨日のことのようだけど、

(本当にすっごくいい人なんだけども頼んだ時間に来ることはついぞ一回もなかったんです。(笑))

デリーの写真を見ると、あぁ、これは遥か彼方。

インド門の周辺ガラスキです。

確か同じ日のもう何時間か前に、寅さんがデリーinしていたため、

空港はじめ都心の交通規制が解除されたばかりの。

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このインスタの写真はモディ大統領の。

328万いいね!に自分もポチっとしているところ。

昨年投稿した自分のFBによると、この時デリーの学校は3日間休みだったそう。

今、モディさんは不休不眠かもしれませんね。

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デリーの高級住宅街にあるすっごく素敵な宿泊施設をKさんにご紹介いただきました。

私はあまり長期滞在しないので

利便性重視のコンノートプレースに近いホテルがほとんどだったので、

こんな落ち着き払ったデリー滞在は初めてでした。

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オーナーはイギリス人女性でインド人と結婚された方だと聞きました。

朝食スペースにいくつかの日本からのグラフィック。

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室内も隅々まで行き届いていて、テンションアゲアゲ。

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到着後の夕方、散歩がてらのディリハート。

敷地内にある店舗スペースに一定期間で入れ替わりでインド各地の布と工芸品の出店が並ぶところで、

各国のバイヤーはここでの産地との出会いが多いのではないかと思います。

昨年2月はラダック州(レーという町が中心地)の展示があり、はじめて山岳地帯の人々に会えました。

ちなみに北部のカシミール人、ヒマーチャル人はデリーには結構多くて、

インド旅行では敷物、天然石、ショールをカシミール人から熱烈に勧められること多し。(笑)

ヒマーチャル人はタクシードライバーやホテル従業員など出稼ぎ者多し。

ラダックの人たちはアジアモンゴル系の顔立ちで、彫の深いカシミール&ヒマーチャル人とはまるで違う。

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宿に戻り、ディナーを用意していただく。

同じテーブルに同じ頃食事に来ていた別室のゲストが、いまどき珍しいクラシックなマダムで

彼女のインド話しを聞いていたら

映画の世界に迷い込んでしまいそうだった。

コロニアルを持ち込んだ方の視点は今もコロニアル的でした。

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テーブルクロスのプリントが懐かしい。

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2月のデリーは結構冷える。

宿では残念ながらあまりお湯が出なくてブルブル震えながら

クローゼットに入っていた全部の布類を引っ張り出してもまだ寒かった。

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朝、またコロニアル主義のマダムとご一緒。ネスカフェじゃないコーヒーがあって嬉しい朝!

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2泊だけの慌ただしいデリー。

午後には手持ち荷物のパッキングをして夕方には空港へ。

これがまた寅さん渋滞に引っかかりましたが、予定時間にチェックインでした。

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搭乗前のラウンジでは、薬局に長蛇の列でした。

その時既にバリ島では入手困難になっていたサージカルマスクやサニタイザーが山と積まれていました。

ついでにコロナ効くという結構値が張るサプリを何本も抱えて列に並ぶ人々。

街中ではまだ「コロナって中国の風邪のこと?」ってくらいの人も多かったので、

緊張感が一気に募ったのを覚えています。

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2020年2月27日、バリ帰島。

雨。

翌日は大量の洗濯物やら月末支払いやら。

その後の2日間はクニンガン休暇でスタッフは休み、自分はしかし休む間もなくいろんなことをやっていた記録が

アジェンダに残っています。

今からすると、すんごく忙しくやっていた。

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インドは、4月に入ってから二重変異株の急増で

この数日は新規感染者数が35万人超え。

布産地の人たちにお見舞いのメッセージを送ると

「自分にも家族にも症状があって家から出られない」

「各家庭の半分が亡くなっている。自分も母親がコロナで亡くなった」

「自分の地域はまだ大丈夫だけど心配で仕方ない」

など、とても深刻な事態になってきているようです。

返信が来ない方もいて、それが一番心配でもあります。

どうかインドの皆さんが1日でも早く安堵できるように願わずにはいられないし

この波が他の国へ伝わりませんようにとひたすら祈るばかりです。

・・・・・・・・・・・・・

ゴールデンウィーク、今年もまだまだ落ち着きませんが

皆さまにとって良い休暇となりますように。

まめ日記でまた近日中にお目にかかりましょう。

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2021年4月18日 (日)

マニスの旅・2020年2月インド その6

しばし時間が空いてしまいました。

2月に完結したかった1年前のインド編、何ともう4月も半ば!

あともう少し続けていきます。

その前に、来月5月に予定している東京での作品展は

運営のお手伝いをしてくださる方々がまとまり、今回もたかはしはリモートで皆さまと繋がりながら

開催することになりました。

インドへも日本へも行けませんが、バリ島からさまざまな布づくりの地域と人々にお力添えをいただきながら

布を探す旅から布を作っていただく事にシフトして

これまでになかった連携プレーが生まれています。

今日は、ウールの産地ラダックのコミュニティの方とワッツアップで繋がり、

一つ先のシーズンに向けて手織り制作がスタートすることになりました。

バリ島ではバティック作家の植田有加さんとの共同制作で試作・制作が進んでいます。

作品展には、素敵なお取り寄せとWSがお願いできる事も決まり、

全てが楽しみになってきました。

ではでは、以下

2020年2月のインドの続編です。

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前回の地域、

カルナータカ州メルコテにて。

・・・・・・・・・・・・・

布づくりの現場を見せていただいただけでも胸がいっぱいだったが

ドライバーのアニル氏がソワソワしているし、

メルコテの遺跡は只者ではないのかも、と、

ちょっと欲を出して駆け足で見学です。

(今、改めてメルコテを検索すると自分が見た遺跡がごく一部だったことが分かりました!)

ここは一つの聖地になっているような印象です。

丘の上に立つ寺院は小さなカイラスのような雰囲気すらあります。

その「丘の上」が今グーグルマップを見ながらもなかなか特定できない。

お寺が多すぎて、なかなか名称が確定できないという、意外な事態。

まずは、この中腹にあるスタジアムのような建築と中央の池は

トリップアドバイザーに投稿がいくつかあって名前が出てきました。

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池を取り囲む回廊。その中央に池。メルコテ・カイラニ。

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なかなかに大きな池です。

泳ぐ輩は見当たりませんでした。

釣りをしている人もいなかったので魚はいない??のかも。

池が芝生だったら、テニスの公式戦スタジアムという感じ。観覧席風階段で囲まれています。

何のために使われていたのかが今になって気になりますが、

ネットで探してみたものの直ぐには出てこないようで、ますます気になる~。

けど、お寺の一部らしいのでやはり沐浴場でしょうか。

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そして「丘の上」にあるのはヨガ・ナラシムハ寺院という有名なお寺であることが分かりました。

寺の中の様子が紹介されているYouTubeがあり、

これはありがたかったです。

(ご興味がある方は、こちらをご覧ください。)

マスク時代前の三密インドでにぎにぎしく、カネをたたく男たちがネアカです。

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池のほとり。現場は押さえなかったが、下たる水に証拠あり。

という訳で泳ぐ輩はゼロではない。

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そのホーリーな面持ちの「丘の上」にはいささか時間が足りず、

近くの別の丘にある寺と遺跡へ行きました。

それでも、十分すぎるくらいの見ごたえ。

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シェリナラヤム・スワミ寺院(だと思われます)。

昼休み中で中には入れず。

(昼休みが長い!)

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あっ、友達が!
(バリの我が家を基準に。)

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友達はさておき、建築の美しさ。こうして見るとヒンドゥ文化は仏教とは結構異なる印象。

サドゥのような人たちもいました。

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付近の住宅の入り口。

(バリ島目線でこれを見ると、この吉祥柄はチャナンのよう。)

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もう一つ近くに池があるから見に行こうよ、とアニルがすたすた前を行く。

この人、なかなか歴史とか遺跡に詳しくて。

ウーバー(ネット手配タクシー)からの個人折衝という経緯ながら最適じゃない?

アニルの後ろにいるのはこの近所に自宅があるというヤナパダのスタッフさん。

一緒に案内をしてくれました。

これはもうご褒美ですね。ほくほく。

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大きな石の前の素敵なカフェ。同行者がいなければそのまま通過しなかったんだけど。

ここであの南インドコーヒーが飲めたら最高だっただろうな。

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もう一つの池は小さいながらも神秘的な場所でした。

アニル氏によれば、

昔この土地を支配していた王族の

双子の王女のミステリアスな伝説。

そっくりな2つの池はなぜか水の色が違う。

先ほどのヤギさんがまったりしていた池とは雰囲気も違う。

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古代ヒンドゥーの遺跡はパワスポのような独特の静けさでした。

ぐるり一周して、先ほどのサルの一家に会った建物の反対側から

元の場所へと戻っていきます。

パースペクティブが美しいのは、当時の建築の美意識だったと思うけど

今の直線的建築では逆に作れないような柔らかさが溶け合う美しさ。

日帰り強硬スケジュールの中でここが見られて本当によかったです。

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・・・・・・・・・・・・・

午後3時半、メルコテを出発。

やや西に傾いた太陽を右側に見ながらバンガロールへ戻りました。

沿道にコーヒーショップがたくさんあったので

夕刻のブレイクタイム。

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インドの旅先でコーヒーが飲めるなら、たとえ甘すぎても結果オーライです。

・・・・・・・・・・・・・・・・

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7時半ごろにホテルに戻り、向かいのコロニアルな別のホテルのレストランで

チャイニーズ。

絶対に食べきれない量が出てくるから1品しか頼まない、インドでのチャイニーズ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

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翌朝。バンガロール最後の朝のコーヒー。

この後、空港までのハラハラがこれまた忘れがたいのですが、

アニル氏何と45分も遅れてやってきて、これじゃ絶対飛行機間に合わないと思いきや

全然余裕で間に合ったという。笑笑

インドネシア国内線で2度も乗り遅れた自分としてはなぜ間に合うのソレ、と

未だに摩訶不思議。

・・・・・・・・・・・・・・・

2020年2月のインド、次回は最終回です。

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2021年3月21日 (日)

マニスの旅・2020年2月インド その5

2020年2月のインド・回想録的連投の続きは

カルナータカ州。

令和2年2月22日は、

初めての南インド、バンガロールの一日、

その翌日はメルコテという遺跡がある古い町で手つむぎのコットンを作っている

ヤナパダ・トラストをお訪ねしました。

・・・・・・・・・・・・・・・

2・22は土曜日。一般の布関係も営業しているので

何件かお訪ねしてみました。

ええと、そうですね、

何かその前にありました。

あ、そうそう。

この街、バンガロールは現在はベンガルールと言いますが、

これまで知り合ってきたインドとは何かが違います。

「コーヒーください」→「はい、マダム」→「ん? これ、チャイですか?」→「はい、マダム」→「コーヒーはありますか?」→「はい、マダム」

みたいな会話が多い。

何というか、要点に行きつくのにいろは坂を通るみたいに行っては戻り、直線で行けない。

また、

「明日行きますからね」→「はい、とても楽しみにしていました。しかし、私は明日いません」→「え、どうしてですか?」→「今ムンバイ行きの列車に乗っているからです」

1週間前にブッキングしていたというのに。

「明日9時に迎えに来てね。」→「了解です。では、明日9時に」→

この先、もうお分かりですよね。

9時に来てる確率は低い。けど、8時半にもう来ていたりする!!

しかし、インドのシリコンバレーと呼ばれる街でもあります。

(大丈夫なのか、それ?)

タミール系の人々が多い地域ですが、この性質はタミール的なのかどうか。

バリ島から来た私には比較的あるあるですが。w

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布関係を回って早めの夕方。Rain Treeというショッピングコンプレックスへ。

アノーキーなど大手ブランドのほか見たことないブランドのものも多数。

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中にカフェもあって、にぎわっていました。

あまり自分に向くものがなくてがっかりしかけたところ、

このガンジーアイコンな刺繍のブラウスを見つけて、即買いました。

見てみて、この可愛さ♡

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SALT WARKとNO TAX、SALT MARCHは

1930年代にマハトマガンジーが英国の塩の独占に対し非暴力で行った「塩の行進」のこと。

インドの心はいつもガンジーと共にある。

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赤い刺繍部分の裏には当て布があって、その間の三角部分は1枚仕立て。

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生地は縁が緑色のドーティ(男性用腰巻)を使っていて、

初期のアトリエマニスを思い出す雰囲気もあって、

運命の出会いのよう!

コロナ時代前、このブラウスが最後の買い物だったな~、なんて

大切な思い出の品となりました。

・・・・・・・・・・・・

その翌日は遠出です。

片道3~4時間のメルコテへ行くので早朝出発です。

冒頭にて触れましたが、

バリ島からメールで訪問日を再三伝えていたと思うのに、責任者不在という、アレです。w

代わりの人が迎えてくれ案内できると言うので予定通り行くことに。

朝7時に開くというホテルのカフェテリアがまだ開いていなかったりすることには

もう驚かない。

出発ギリギリまで粘ってこれだけの量を平らげるワタシって、どう?

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テーブルがタイルだった件が懐かしい。w

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カルナータカ州の土地は、メイソールと言うかつてインドの王国の中でかなり勢力を持っていた地域。

この土地では綿の栽培がおこなわれており、メイソールコットンと呼ばれています。

(原種綿かどうか正確には分かりませんでしたがそのようなお話しでした。)

サバンナ的な乾燥地帯をひた走り3時間。

メルコテは小高い丘の上の小さな古い町。

坂道の途中で長いおさげに花をつけた女性たちの群れ。礼拝の帰り道だったらしい。

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着きました!

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まずは「チャイorコーヒー?」→「コーヒーお願いします!」

コーヒー出てきました。パチパチパチ!

南インドコーヒー! ネスカフェじゃなくて!

けど、ミルクと砂糖はたっぷり。w

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ヤナパダ・セヴァ・トラストはガンジー思想に基づき60年前から引き継がれて来た社会的組織。

メルコテはインドの中でも古い聖地のひとつで、観光客も多数見かけましたが

決して全面的に観光に依存するような街ではなく、そのことがフロムバリの私には印象的でした。

……自立しているのです。

(ヤナパダのプロジェクトが貢献している部分は大きいのかもしれません。)

そのひとつは孤児の養子縁組です。

ここには孤児院があり、訪問した時には確か十数名の子供たちがいました。

生まれたばかりの赤ちゃんもいて、支援者からの寄付で良好な環境と施設の中で生活していました。

つい最近(当時)、一人の子供が海外の里親のところへ行ったばかりだと聞きました。

写真の門の中に孤児院と、そしてもう一つの社会事業のカディコットン生産で作られた布の在庫室があります。

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下の写真は、テキスタイル部の在庫室で買ったもの。

キッチンクロスのようなチェック柄。

あるだけ出してもらって品質を見て選ばせていただきました。

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館内の仕事場に掛けられていたマハトマガンジー。

亡くなった時に1枚のドーティとメガネと履物だけしかなかったという事から

カディコットンを扱う仕事場の多くでこの絵写真を見かけます。

西洋画のようでそうではない描き方にも惹かれます。

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縫製室。

織られた布でいろいろな商品を縫って販売しています。

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ミルクメーカーからの注文で、おじさんがつくったバッグなんだって。

フランスのクリームチーズ、「笑う赤い牛」のようなマークじゃありませんか?

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孤児院は写真不可だったのだったので載せられませんが、

LIONという映画(ご存知でしょうか?)の切なさを思い出して

インドの暗闇というか、見えないけれど実際にある断片を思うと

何か泣けてくるのでした。

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最初の、コーヒー頂いた場所に戻ってお昼をいただくことに。

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電線の向こうに見えるのがメルコテの遺跡。

写真の左側が孤児院&在庫室の敷地で右がその上の写真(扉の)建物です。

街の中心地ながらとてものんびりとした雰囲気の場所。

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お昼ごはん!

素朴でおいしかった!!

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午後は、そこから数キロ離れた布の工房を見学です。

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敷地は広くて、研修センターや宿泊施設も。

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経糸のセットをしていました。

生成のカディコットン。

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産地によってさまざまな巻き取り機。

作り方、使い方もさまざま。

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布のクオリティはこの仕事の質によってかなり決まってくる。

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使い込まれた道具たち。

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織機にセットされた図。

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茶綿を使っているものも。

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織姫が作業をしている。

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手紡ぎのせいか糸の不均一が味わいになって。

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糸巻、チャルカはガンジーさんの象徴でもあり、実際にインド各産地ではほぼ同じ形のものを見かける気がします。

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カーディの思想を忠実に受け継いでいるかのような、こんな無垢なコットンがサリーとして織られています。

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こちらは染場。染める前の糸と布。

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染められた糸。すべて天然染料によるもの。染料になる草木は敷地内でも栽培しているそう。

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案内いただいた後、

インスタにビデオを掲載するから何かしゃべってください、と唐突に言われて

口から出まかせでハッタリ英語でしゃべりましたが

あまりの恥ずかしさに自分でそのビデオを見ていません。

いや、ひどすぎて主宰者が消している可能性大。w

ただ、

ここにある布づくりの基本はかけがえが無い遺産だと思った事、

それをどのようなプロダクトに使うかを多くのデザイナーが知恵を絞っていくべき

未来につなげていけるようにと

しゃべった気がします。

旅の恥もかき捨てにできない、ネット時代の意外な落とし穴に遭遇。w

ちなみにこのヤナパダを主宰しているサントシュさんは、不在ながらも

リモートであれこれ手配してくれていて

ムンバイの行き帰りの列車から何度も連絡をくれて

ここで既にコロナ時代になっても全然大丈夫という予行練習が出来た気分でした。

「で、なぜにあなたは今ムンバイ?」→「娘がインド舞踏家でその舞台を見に行くので」→「はぁ?」→「すべてはスタッフに委任してあるから安心して来てください!」→「はぁ」→「あなたに会えなくて本当に残念!」

結果的に全部、サントシュさんの言葉通りでした。

経由地点はいろは坂でも、同じところに行きつく。

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次回もメルコテ続きます。

せっかくなので観光もしてみた編です。

 

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